映画『スイング・ステート』を美川憲一が絶賛 「日本の選挙はぬるいところがある」

『スイング・ステート』を美川憲一が絶賛

 スティーヴ・カレル主演映画『スイング・ステート』の公開記念イベントが9月6日に澁谷・ユーロライブにて行われ、ゲストとして美川憲一が登壇した。

 ブラット・ピットが製作総指揮を務め、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』のPLAN Bが贈る本作は、大統領選でトランプに大敗した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすコメディ映画。16年間にわたりコメディ・セントラルの『ザ・デイリー・ショー』の司会を務め、アカデミー賞でも2度司会を担当したジョン・スチュワートが監督・脚本を務めた。

 くりーむしちゅーの上田晋也のモノマネで知られるガリベンズ矢野がMCを務めた今回のイベント。選挙を題材とした映画のPRイベントに登場したことで、「まさか(秋の衆院選に)出馬される予定が?」という矢野の言葉に、美川は「あるわけないでしょ」と笑ってみせたが、「ブレイクした後、落ちついた時に自民党から『どうですか』と打診があったの。仲が良かったある議員さんから声がかかったんだけど、やはり芸能界、歌手が一番。またオファーが来たらどうするか? やるわけないじゃない」と冒頭からまさかの事実をぶちまけて、会場を驚かせた。また、美川いえば、LAにも豪邸を持っていることで知られている。ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプが対決した2016年のアメリカ大統領選も間近で見たそうで、「恋人同士でも真っ二つに分かれてケンカして、別れちゃう人もいる。まさに戦いなのよね。日本とは盛り上がり方が全然違うんだなと思いました」と述懐した。

美川憲一

 映画の内容が、あの手この手で相手を出し抜くライバル同士の戦いを描いていることにちなみ、これまで半世紀以上にわたって“芸能生活を生き抜いてきた”美川にその秘訣を尋ねると、「やっぱり年を重ねていって、芸能界が長くなっていくと、まわりも気を遣ってくれるようになるけど、わたしはあまり気を遣われるのが好きじゃないんです。どちらかというと楽に生きている方だから。外に出ると、いつもYouTube見ています、ブログ見ていますと声をかけてもらうので、いつもおしゃれして、きれいに見せないといけない。それはしんどい時もあるけど、外に出たら美川憲一でいないといけないから。わりと若い時からそうしていましたからね。わたしは芸能界のさらしものでいいのよ」と芸能人としてのあり方について力説。だが、やはり芸能界の変化も感じているようで、「芸能界全体に大物が少なくなったわね。これも時代の流れかな」と語った。

 近年は自身のYouTube「美川憲一のおだまりチャンネル」も話題の美川。激辛料理やサソリを食してみたりと、大御所ながら貪欲にチャレンジしていることについて、「はるな愛から電話がかかってきて。YouTubeをやった方がいいんじゃないというんで。流れでいやいやスタートしたんだけど、やるときはやるから。サソリだって、食べたくて食べたわけじゃないけど、おいしいんですよ。以前、世界の珍品・ゲテモノを食べる番組をやっていて、下地があったから全然平気でしたね」と語る。さらに、サバイバルホラーゲーム『Dead by Daylight』に挑戦した動画は、若者層からも反響があったそうで、「おかげさまで若い人にも興味を持ってもらったので、盛り上げたいという欲が出てきましたね」と意欲的なコメントを寄せた。

 最後に美川は、「日本も、菅(義偉)さんが退陣なさることになって。これから政権がどう変わるかという世の中ですけど、ぜひこの映画をご覧ください。とても面白い映画です。観なきゃ損かもね。日本の選挙はぬるいところがあるから。だから皆さんで盛り上げないといけないと思うんです。だからたくさんの方に観ていただきたいと思います」と作品をアピールした。

美川憲一が登壇 映画『スイング・ステート』公開記念イベント

■公開情報
『スイング・ステート』
9月17日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国ロードショー
出演:スティーヴ・カレル、クリス・クーパー、マッケンジー・デイヴィス、トファー・グレイス、ナターシャ・リオン、ローズ・バーン
監督・脚本:ジョン・スチュワート
配給:パルコ、ユニバーサル映画
2020年/アメリカ/102分/カラー/ヴィスタ/原題:Irresistible
(c)2020 Focus Features, LLC. All Rights Reserved
公式サイト:swingstate-movie.com



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