『ラヴクラフトカントリー』でエミー賞ノミネート マイケル・ケネス・ウィリアムズ死去

マイケル・K・ウィリアムズ死去

 2021年9月6日、俳優のマイケル・ケネス・ウィリアムズがブルックリンのウィリアムズバーグに位置するペントハウスで亡くなっているのが発見された。享年54歳だった。New York Postの報道によると、アパートのキッチンテーブルに麻薬接種用の器具が発見されたため、ヘロインまたはフェンタニルの過剰摂取が死因ではないかと推測されている(参照:‘The Wire’ actor Michael K. Williams found dead in NYC apartment)。

 ウィリアムズは金曜に親戚と話しており、土曜日にはイベントに出席予定だったものの姿を現さなかったそうだ。その後、月曜に親戚がウィリアムズ宅に向かい午後2時前にウィリアムズを発見。警察に連絡しながら、彼が「無反応」で「冷たくなっている」と話していたと関係者が同誌に伝えた。2時12分には当局によって死亡が確認されている。なお、アパートは不法侵入など荒らされた形跡はなかったとNYPDが報告した。

 長年彼の代理人を務めるShafran PRのマリアンナ・シャフランは以下のような声明をThe Hollywood Reporter誌に出している。

「エミー賞にもノミネートされた俳優、マイケル・ケネス・ウィリアムズの死をご遺族に伝えることは、本当に深く悲しいことです。ご遺族はこの耐え難い喪失を受け入れるため、プライバシーを求めています」

 ウィリアムズは1966年、ニューヨーク・ブルックリンに生まれ、1991年からダンサーとして活躍。マドンナやジョージ・マイケルのMVなどに出演し、1996年に『ハード・ブレット 仁義なき銃弾』で俳優デビュー。その後、テレビドラマ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』(2002〜2008年)で麻薬売人を襲う強盗集団のリーダー、オマール・リトルを演じブレイク。『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』(2010〜2014年)のチョーキー・ホワイト役でも知られ、ドラマに限らず映画作品にも数多く出演していた。

 近年では『それでも夜は明ける』(2013年)で全米映画俳優組合賞キャスト賞にノミネート。2015年の『ブルースの女王』や2016年の『ザ・ナイト・オブ』、2018年HBOの『VICE』、2019年にはNetflix『ボクらを見る目』でエミー賞にノミネートされ、9月20日に発表される2021年度のエミー賞にも『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』でドラマ部門の助演男優賞にノミネートされたばかりだった。

 ウィリアムズはこれまでも自身の麻薬との戦いについて、『THE WIRE/ザ・ワイヤー』の出演中も含めメディアに公言してきた。シーズン3の撮影をしていた頃に、麻薬を摂取していたことでニュージャージーの教会に助けを求めたことも2016年のナショナル・パブリック・ラジオにて語っていた。



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