リル・バックが日本との関わりを語る 『リル・バック ストリートから世界へ』に寄せて

リル・バックが語る日本との関わり

 現在公開中のドキュメンタリー映画『リル・バック ストリートから世界へ』より、リル・バックからのメッセージ動画が公開された。

 本作は、ジャネール・モネイのMVでも知られる世界的ダンサー、リル・バックのダンスの秘密と彼が育った街メンフィスを描いたドキュメンタリー映画。監督を務めたのは、『ブラック・スワン』の振付師で、ナタリー・ポートマンの夫であるバンジャマン・ミルピエを追ったドキュメンタリー『Dancing is Living: Benjamin Millepied』で知られるルイ・ウォレカン。

 全米有数の犯罪多発地域で、キング牧師が暗殺された場所としても知られるテネシー州・メンフィス。そのタフな街で、リル・バックはメンフィス発祥のストリートダンス“メンフィス・ジューキン”にのめり込む。とにかくダンスが上手くなりたいと願った少年は、やがて奨学金を得てクラシックバレエにも挑戦、ジューキンとバレエを融合させ、名曲「白鳥」を踊る。そのダンスが世界的チェロ奏者ヨーヨー・マの目にとまり、ふたりはチャリティ・パーティーで共演。そこに偶然『マルコヴィッチの穴』『her/世界でひとつの彼女』の映画監督スパイク・ジョーンズが居合わせ、ダンスに驚愕したジョーンズは携帯で撮影すると、動画をYouTubeに投稿。それによってリル・バックは一気に世界中に注目された。

『リル・バック ストリートから世界へ』メッセージ映像

 公開されたのは、リル・バック本人から映画を観た日本の観客への感謝のメッセージ。映像では、「ありがとうございます」と、日本語で感謝の気持ちを述べているが、実は日本が大好きで何度も訪れているのだという。以前、東京のストリートで踊っている動画をアップしていたリル・バックの妻は日本人ダンサー・島津藍(Ai Shimatsu)。リル・バックは、日本との関わりについて「妻に『私よりも日本に行っている』とからかわれるほどです(笑)。日本のカルチャーが大好きで、僕のムーブには日本のアニメやカルチャーから取り入れたものもあるんですよ。本当なら映画に合わせて今すぐにでも日本に行きたいくらい。一昨年、パンデミックになる前、日本で妻と一緒にダンスのワークショップをやったこともあるので、また日本に行けたら今度は子供たちにダンスを教えてみたいですね」と語っている。

 あわせてリル・バックが東京ブランドに身を包み、一昨年東京に来た際に撮影した貴重な新着写真と映画の場面写真が公開された。

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■公開情報
『リル・バック ストリートから世界へ』
全国公開中
監督:ルイ・ウォレカン
配給:ムヴィオラ
2019年/フランス・アメリカ/ドキュメンタリー/85分/DCP/カラー/原題:LIL BUCK REAL SWAN
(c)2020-LECHINSKI-MACHINE MOLLE-CRATEN “JAI” ARMMER JR-CHARLES RILEY
公式サイト:http://moviola.jp/LILBUCK/



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