『モンタナの目撃者』ジョン・バーンサルの新場面写真公開 物語の鍵を握る“守護神”を語る
9月3日に公開されるアンジェリーナ・ジョリー主演映画『モンタナの目撃者』より、ジョン・バーンサルの新場面写真とコメントが公開された。
本作は、監督デビュー作『ウインド・リバー』で第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞したテイラー・シェリダン監督最新作。ジョリー演じる森林消防隊員のハンナが「暗殺者×未曾有の山火事」から少年を守り戦うサバイバルサスペンスだ。
共演には、ハンナと少年コナーを狙う暗殺者パトリック役でニコラス・ホルト、同じく暗殺者ジャック役でエイダン・ギレン、その妻アリソン役でメディナ・センゴアが出演する。
バーンサルが演じるのは、大事故を目撃したことで心に傷を負った森林消防隊員ハンナ(アンジェリーナ・ジョリー)の良き相談相手となり、時に自暴自棄な行動をする彼女をたしなめる親友イーサンだ。ドラマ『ウォーキング・デッド』シリーズでブレイクし、マーベルのNetflixオリジナルシリーズ『パニッシャー』で主人公パニッシャーことフランク・キャッスルに抜擢されるなど、映画、ドラマで活躍を続けるバーンサル。シェリダン監督作3本目の出演となる本作では、モンタナの住民たちを守る心優しき保安官を演じた。
公開された場面写真は、黒いキャップにサングラス、防弾チョッキを身にまとい、モンタナの“守護神”として活躍する保安官の勇姿と、高速で走るトラックの荷台から無謀な空中ダイブをしたハンナを嗜めるシーン。自分を睨みつけるハンナに優しく言葉をかけている姿から彼の人柄の良さを感じさせるショットとなっている。
良き夫でもあるイーサンについて、「妻のアリソンと平和な生活を作ってきた。間もなく子供が生まれるふたりは幸せに満たされ森の中で静かに暮していた」とバーンサルは解説する。だが、「義理の兄から『誰かにつけられている。息子と一緒に向かう』と電話がかかってくる。イーサンの元なら安全だと考えたのだろうが、暗殺者にそのことがわかってしまうんだ」 と少年コナー(フィン・リトル)の父である義理の兄からのSOSをいち早くキャッチするのだが、義理の兄が殺されてしまう導入部分について彼自身の言葉で語っている。
そして、父を殺した犯人を目撃したコナーはモンタナの森へと逃れハンナと出会う。さらに、少年を追う暗殺者が放った火が瞬く間に大きな炎となって襲いかかる、その驚異について「まさに逃げ場のない状況だ。彼の周りにいる誰もが、大きな危険にさらされている。彼はそのど真ん中で、自分が置かれた状況を理解しようとしながら、一歩一歩進むしかない。周りの人たちの安全を守り、彼自身が生き延びる努力をするしかない」と、どんな状況に追い込まれても保安官の使命を果たそうとする正義漢イーサンについてバーンサルは語る。加えて「彼は親友であり、私の作品すべてに出演してもらいたい」と盟友を讃えるシェリダン監督は、「(バーンサルの)アリソン役メディナとのコンビネーションは刺激的だった。彼らが出演したことでこの映画はより良くなった」と絶賛している。
■公開情報
『モンタナの目撃者』
9月3日(金)全国ロードショー
監督:テイラー・シェリダン
脚本:テイラー・シェリダン、チャールズ・リービット
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ニコラス・ホルト、フィン・リトル、エイダン・ギレン、メディナ・センゴア、ジョン・バーンサル
配給:ワーナー・ブラザース映画
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