仲里依紗が語る、“ガチ”な『クレヨンしんちゃん』愛 「ずっとラブコールを送っていた」

仲里依紗が語る、“ガチ”な『しんちゃん』愛

「子を持つ親は観た方がいい」

ーー仲さんご自身は『時をかける少女』から最近は『トロールズ ミュージック☆パワー』など声の演技もいろいろやられていますよね。

仲:派手な役が多いですね。やっぱり、声だけで表現するのはすごく難しいです。自分の感情をピンポイントで絵に当てていかなければいけなくて、シーンは待ってはくれないので、すごくテクニックがいることです。本当に今回も思いましたけど、声優さんはリスペクトです。アフレコでは、一部まだ完成していないシーンもありましたが、声優の皆さんはそれでもバッチリ当てていらっしゃっていました。

ーー絵コンテでアフレコを行うとなると、タイミングなどもわかりづらい部分がありそうです。これまでの声のお仕事でもそういった難しさはありましたか?

仲:でも『時かけ』のときは、完成していない状態で声を当てることが多かったのは覚えているんですけど、当時は、みなさんで一緒に録っていたので、掛け合いを意識して演じることができましたね。今回はコロナ禍での収録ということもあり、個々で収録するので、寂しさもありました。でも出来上がりがどうなっているんだろうという楽しみもありますね。

ーー今回の物語は、『しんちゃん』シリーズ初の本格(風)学園ミステリーです。

仲:まず出だしがすごく引き込まれるんです。そして、学園ものなので、しんちゃんがトレードマークの黄色と赤ではなくブルーの制服で、しんちゃんファンからすると、そこがまずレアですよ。

ーー体験入学という形で学校に行くことになります。そして、やはり『映画 クレヨンしんちゃん』らしい感動を呼ぶ物語になっていて。

仲:途中うるっときました。『クレヨンしんちゃん』って本当に泣けるんですよ。そこがまた好きなんですよね。

ーー最初に仲さんのおっしゃった、まさに親目線でも楽しめる物語になっています。

仲:子を持つ親は観た方がいいですよ。この作品でもっとしんちゃんのことが好きになるし、うちの息子もしんちゃんみたいになってほしいなと思いました。

ーー現実にしんちゃんみたいな子になると大変そうですが、大丈夫なんですか?

仲:あれくらい真剣にふざけられるような子は好きです。でもしんちゃんは、単にふざけているだけではなく、心の優しさを持っている子なので、そういった子に育ってくれると嬉しいです。

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■公開情報
『映画クレヨンしんちゃん謎メキ!花の天カス学園』
全国東宝系にて公開中
原作:臼井儀人(らくだ社)/『月刊まんがタウン』(双葉社)連載中/テレビ朝日系列で放送中
監督:高橋渉
脚本:うえのきみこ 
声の出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみほか
特別出演:仲里依紗、フワちゃん、チョコレートプラネット
主題歌:マカロニえんぴつ「はしりがき」 (TOY’S FACTORY)
配給:東宝
製作:シンエイ動画・テレビ朝日・ADKエモーションズ・双葉社
(c)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2021
公式サイト:shinchan-movie.com

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<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<応募締切>
8月19日(木)

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