『ベター・コール・ソウル』のボブ・オデンカーク、心臓発作で倒れるも現在は回復中

ボブ・オデンカーク容態が安定

 7月28日、俳優のボブ・オデンガークが、代表作『ベター・コール・ソウル』の撮影中にセットで倒れ、近くの病院に緊急搬送された。撮影は米ニューメキシコ州アルバカーキで行われ、同シリーズのファイナルシーズンを撮っていたという。倒れた原因は心臓発作であり、直後は意識を失っていたものの搬送先で目を覚まし、現在は回復に向かっていると代理人がUSA TODAYをはじめとする各メディアに以下のように報告した。

「オデンカークと彼の家族は、素晴らしい医者とナースの対応、そして病院で付き添ってくださった彼のキャストメンバー、クルー、プロデューサーに感謝の意を表しています。また、オデンカークの身を案じ、無事を祈ってくれたファンの皆様方にも感謝するとともに、回復に取り組む間はプライバシーを求めさせていただきます」

 その後、日本時間29日の午前には彼の息子であるネイト・オデンカークがTwitterで彼の安否を報告。さらに、『ブレイキング・バッド』や『ベター・コール・ソウル』の放送局でもあるAMCも以下のように彼の回復をサポートする声明を発表した。

「ボブは我々もよく知り、長い間ともに働けることを幸福に思えるような存在です。本件で早い段階から世界中のファンの方から愛情と心配を寄せられたことは、彼の計り知れない才能と人々を動かし、楽しませる力が明確に反映されてのことだと思います。皆様と同じように、我々も彼の状態が安定し、優れた治療を受けていることを嬉しく感じています。彼の回復が迅速かつ万全になることを祈っています」

 ボブ・オデンカークはコメディアンに映画監督、脚本家、プロデューサー、そして俳優と多岐にわたる活躍で知られている。『ブレイキング・バッド』に登場する弁護士ソウル・グッドマン役でも人気を博したが、90年代からの映画およびドラマシーンで様々な作品に出演してきたキャリアを持つ。最近では彼の主演作『Mr.ノーバディ』が日本で公開されたばかりだ。

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