田中圭主演『死神さん』ビジュアル公開 前田敦子がストーリーテラーとしてレギュラー出演

田中圭主演ドラマ『死神さん』に前田敦子

 9月17日よりHuluにて配信される、田中圭主演のHuluオリジナル『死神さん』に前田敦子が出演することが発表され、あわせてビジュアルが公開された。

 オンライン動画配信サービスHuluにて配信される本作は、大倉崇裕の同名小説(幻冬舎文庫刊)を映像化するミステリードラマ。堤幸彦が監督を務め、取主演の田中が「死神」と呼ばれるダークヒーローへと大変貌を遂げる。

 田中が演じる主人公・儀藤堅忍は、警視庁内にある謎の部署でたったひとり、無罪確定となった事件を再捜査するクセモノ刑事。警察組織が掘り返されたくない事件の証言と証拠を徹底的に洗い直して、事件を180度転換させ、真犯人を検挙していく。それゆえ、彼の相棒になる者も組織から疎まれ、出世の道を閉ざされることに。こうした背景から組織内で「死神」とあだ名をつけられ、感謝も愛されもしない状況の中、誰とも群れない儀藤は相棒を常に変えながら、闇に葬られた真相をあぶり出していく。

 公開されたメインビジュアルでは、肌の大半を覆う黒ずくめのファッションに加え、やけに目立つ鼻のホクロというビジュアルの儀藤儀藤の姿が切り取られている。堤監督の発案だという儀藤について、演じる田中は「僕はいつも衣装合わせの時、違うな……と思ったら意見を言うようにしているんですけど、今回は『あ〜なるほど!』と。自分でもワクワク楽しみながら、このスタイルになりました」とコメント。また、「ホクロは衣装合わせの時より大きくなってるのですが、自分でも、この姿がちょっと視界に入ると、面白い(笑)!!」と手応えを語っている。

 出演が決定した前田は、そんな儀藤とバディになることを熱望するが、断られ続ける連絡係、広報課所属の巡査長・南川メイを演じる。

 儀藤に「パシリ」と呼ばれるメイは、雑用をはじめ、かゆいところに手が届く後方支援で、全編を通して儀藤を“自分なりに”バックアップするという、原作にはないドラマオリジナルの一風変わったキャラクター。そんなメイを演じるにあたり、前田はボブだった髪をさらに短く切り、メッシュ入りのショートカットに。さらに今回、前田はストーリーテラーの役割を初めて担当する。

 「これまでとは違う出方もするので、いつもとは違う撮影の仕方なのか、堤監督だから現場でもいろいろ求められるんだろうなぁ……と、身構える部分もあるんですよ(笑)」「すごく面白いドラマが出来上がるんじゃないかと、とても期待しています」と前田は意気込みを語った。

 前田と田中の共演は、『世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~』(フジテレビ系)、『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』(フジテレビ系)に続き、3度目の共演となる。そんな田中について、「田中さんは作品を見る人がすごく安心できる存在。また一緒にガッツリお芝居をさせてもらえるということで、私も強い安心感を覚えています。しかも、今回は今までにない田中さん!『どう来るんだろう!?』って、もう楽しみだらけです」と語る前田。対する田中も「一緒にお芝居をして体感する“俳優同士にしか分からない感覚”が、僕は好き。あっちゃんには全信頼を置いていますし、今回はどんな感覚が味わえるのか楽しみです!」とコメントを寄せている。

 田中と前田からのコメント全文は以下の通り。

コメント

田中圭

原作の儀藤も不気味~なおじさんですけど、今回はドラマ版ならではの風貌。すべては堤監督のアイデア! 衣装はこの1着だけで、キャラも濃いめです(笑)。僕はいつも衣装合わせの時、違うな……と思ったら意見を言うようにしているんですけど、今回は「あ~なるほど!」と。自分でもワクワク楽しみながら、このスタイルになりました。ホクロは衣装合わせの時より大きくなっているのですが、自分でも、この姿がちょっと視界に入ると、面白いです(笑)!!
前田敦子さんと共演するのは3回目ですけど、ちゃんと一緒に芝居をするのは『世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~』(2015年)以来。どの作品でも、一緒にお芝居をして体感する“俳優同士にしか分からない感覚”が、僕は好き。あっちゃんには全信頼を置いてますし、今回はどんな感覚が味わえるのか楽しみです! 全6話、一緒に駆け抜けていきたいです。
このドラマを楽しみにしてくださっている方はもちろん、楽しみにしてない方も、皆さん! まず主人公の風貌がおかしいし、堤監督がメイン監督なので、面白いはずです(笑)。監督もめちゃくちゃ肩を回してますし、僕もヤル気満々です。毎話毎話、事件はもちろん、キャラクター同士の関係性も楽しく見られるエンターテインメントにするので、「もうちょっとで面白いドラマが見られるな」と期待して待っていてください!

前田敦子

田中さんが演じられる儀藤さんが全編を通して黒一色のビジュアルなので、衣装合わせの時に「メイはメッシュを入れて、明るいヘアスタイルにしたい」と言われて。メッシュが映えるように髪を切ってもらったんです。
メインビジュアルでは警察官の制服を着たので、真面目な警察官の役だと思われるかもしれませんが、実はそうでもなく……(笑)。劇中では儀藤さんとの対比で、ある程度色を付けられる立ち位置なので、柄と柄の組み合わせの衣装を着ることが多いんです。だから、メインビジュアルの制服姿はレアショットなんです(笑)。
今回はビジュアルも含め、私としても目新しさが詰まった役です。実は物語の案内役もするため、これまでとは違う出方もするので、堤監督だから現場でもいろいろ求められるんだろうなぁ……と、身構える部分もあるんですよ(笑)。セリフなど“覚える作業”に対して苦手意識があって、いつも早めに準備するタイプなので、ドキドキする部分も多いですが、すごく面白いドラマが出来上がるんじゃないかと、とても期待しています。
田中さんは作品を見る人がすごく安心できる存在。また一緒にガッツリお芝居をさせてもらえるということで、私も強い安心感を覚えています。しかも、今回は今までにない田中さん! 「どう来るんだろう!?」って、もう楽しみだらけです。田中さんはテレビで見ない日はないほど、いろんな作品に出演されて、いろんな顔を見せてくださっていますけど、今回は風貌からしてまさに“見たことのない田中さん”。本当に楽しみです!
今回は台本を読んでいる時点から、「ハッ、こういうふうに! ハッ、ここに伏線があったのか!」と、私も毎話楽しませていただきました。堤監督の演出が入ることで、より面白いドラマになるんじゃないかな、と期待しています。皆さんも、ぜひ楽しみにしていてください!

■配信情報
Huluオリジナル『死神さん』
Huluにて、9月17日(金)〜毎週金曜に1エピソードずつ配信(全6話)
出演:田中圭、前田敦子ほか
原作:大倉崇裕『死神さん』(幻冬舎文庫)
演出:堤幸彦(第1話・第2話・第6話)、藤原知之(第3話・第4話)、稲留武(第5話)
脚本:渡辺雄介
エグゼクティブプロデューサー:長澤一史
チーフプロデューサー:茶ノ前香
プロデューサー:大野哲哉、中沢晋
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
製作著作:HJホールディングス
(c)HJホールディングス
公式サイト:https://www.hulu.jp/static/shinigamisan/
公式Twitter:https://twitter.com/shinigami_Hulu

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