『ロキ』声優・平川大輔が吹き替え続投 「より愛されるキャラクターになると思います」
6月9日よりディズニープラスにて日米独占配信される『ロキ』の日本語吹き替えキャストが決定し、あわせて吹替版本編映像が公開された。
マーベル・スタジオドラマシリーズ第3弾となる本作は、2019年公開の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』から逃げ出した男“ロキ”の物語。四次元キューブを手に入れ、時空を超えてアベンジャーズたちから逃げ出したロキは、“時間の流れを守っている”という謎の組織TVAに捕まり、「自分が改変してしまった現実を元に直す」という任務を与えられ、時空を超えた壮大な戦いに巻き込まれることになる。
“裏切り王子”ことロキ(トム・ヒドルストン)は、マイティ・ソー(クリス・ヘムズワース)の義弟。王位継承者である兄ソ-への嫉妬心から、兄弟の故郷アスガルドの王座を狙うようになる。『アベンジャーズ』ではアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)たちの敵として登場し、変幻自在に他人に化け、巧みな話術で人の心を操り、ミステリアスなカリスマ性を発揮。王族に生まれながらも生来のいたずら心をこじらせて立派なヴィランへと成長した彼が地球侵略を試みたことをきっかけに“アベンジャーズ”が結成されるなど、マーベル・スタジオ作品影の立役者でもある。
吹き替えキャストは、これまでロキの声を担当していた平川大輔が続投し、本作でロキの相棒となるメビウスには志村知幸、ラヴォーナ・レンスレイヤーには鷄冠井美智子、ハンターB-15には斉藤貴美子が決定した。
10年以上に渡ってロキを演じ続けてきた平川は、出演が決まったときの心境を「ヴィランであるロキが主人公のドラマシリーズと伺った時は驚きもありましたが、そちらでもロキの声を担当させていただけると決まった時は、僕自身も大好きなMCUの世界にまた戻ってくることができて、本当に嬉しかったです」と、喜びと同時に驚きがあったことを語る。
さらに、本作について「ロキは、いつも周囲を裏切るのに何故か憎めない魅力を持つヴィランなので、このドラマを通して、皆さんにより愛されるキャラクターになると思います。MCUファンの方はもちろん、今までMCU作品を観たことがないという方にも楽しんでいただける作品になっているに違いない!と、僕も期待しています」と自信を覗かせる。
また、平川は「『エンドゲーム』内で描かれた『アベンジャーズ直後の純粋な悪役であるロキ』が、その後の本来辿る歴史とは異なる体験をすることでどのように変化していくのか、それともしないのか(笑)。どうぞ見届けていただきたいと思います」とコメントを寄せた。
■配信情報
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ロキ』
ディズニープラスにて、6月9日(水)16:00〜日米同時配信
監督:ケイト・ヘロン
出演:トム・ヒドルストン、オーウェン・ウィルソン、ググ・バサ=ロー、ウンミ・モサク
(c)2021 Marvel
公式サイト:https://disneyplus.disney.co.jp/program/loki.html