川口春奈×横浜流星、心を打たれた互いの演技 『着飾る恋には理由があって』を語り合う
「こうじが1番いい芝居してるかもしれない!」
――ルームメイトのみなさんとの共演シーンも多くなると思いますが、現場の雰囲気はいかがですか?
川口:カメラが回っていないときにも、どうでもいいことを話していますね。みなさん、本当いい人ばかりで。すごく和気あいあいと明るい現場です。よく丸山さん(丸山隆平)と2人で話してるのを見かけるけど、いつも何の話してるの?
横浜:何の話してるんだろう。うーん、例えば「今日早く仕事が終わって、次の日がちょっとゆっくりなときは、何してるの?」とか。
川口:中身ないな〜(笑)。
横浜:中身のない会話も付き合ってくれてありがたいです(笑)。あとは、丸山さんが健康に詳しいから「塩を入れてお風呂に入ると、めっちゃ汗かく」とか、ニキビができちゃったときにも相談したら「水素のリップクリームがフェイスにも使えるよ」とか。そんな感じかな。
――男性陣は健康と美容トークで盛り上がっているとき、中村アンさんと川口さんはどのような会話を?
川口:アンちゃんと私は、お互いすごくテンション高いわけじゃないので。むしろ全然しゃべらないときもありますね。沈黙が苦じゃない。
横浜:一番いい関係のやつだ!
川口:しゃべるときは……「あの店、おいしいよ」みたいなのとか? そんな感じです。
――サッパリしていますね(笑)。夏川結衣さんとはどのようなお話を?
川口:夏川さん、本当に面白くて、癒されるんですよ。もう大好き! みんなのお母さんみたいな、姉御肌って感じです。「聞いてくださいよー」って、リアルでも相談したくなるくらい、構えない感じがすごくありがたいです。夏川さんからも「これいいわよ」みたいに、すごくフランクに接してくださるので楽しいですね。
――演技についての相談をされたりするのでしょうか?
川口:私はあまりしないですね。本当に雑談ばかりで。
横浜:僕は丸山さんと、ハトコという関係なので、どうやってその関係性を作っていこうか、みたいな話はしました。監督からも「何も言わなくても目でわかる」みたいな関係を作ってほしいと言われたので。
――なるほど。目でわかるといえば、おふたりとも、こうじの前では本当にイヌ好きなのが見て取れました。やっぱり、現場でもムードメーカーのような存在ですか?
川口:それはもう、こうじがいると疲れが飛びますね。こうじのいないシーン日は「えー、今日いないの?」ってテンション下がるくらい(笑)。無条件にみんなに愛想を振りまいてくれるので、可愛くてしかたないです。
横浜:本当に賢いんですよ、あの子は!
――ちゃんと演技してますよね。
川口:本当、こうじが1番いい芝居してるかもしれない!
横浜:それは言えるかも!