川口春奈&横浜流星、SNSをやる上でのマイルールとは 『着飾る恋には理由があって』対談

川口春奈×横浜流星『着飾る恋』対談

 『はじこい』、『恋つづ』、『カネ恋』、『恋あた』、『ボス恋』……「恋(こい)」の文字が欠かせない視聴者を夢中にさせている近年のTBSの火曜22時枠。4月20日にスタートする新ドラマにもまた、『着飾る恋には理由があって』と「恋」の文字が光る。

 本作は、綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロインが、価値観の違う人々とひとつ屋根の下で暮らしながら、恋をしたり、友情を深める中で、着飾るという鎧を脱ぎ捨て自分らしく生きる姿を描くラブストーリー。


 脚本を『恋はつづくよどこまでも』の金子ありさが手がけ、プロデュースを新井順子、演出を塚原あゆ子が担当。『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』『中学聖日記』チームで3作目となる新しい恋愛ドラマで、主題歌は『逃げるは恥だが役に立つ』で「恋」を歌った星野源の新しいラブソング。これ以上の「恋」にまつわる最強の組み合わせがあるだろうか。

  今回、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』で注目を浴び、YouTubeでも活躍するヒロイン役の川口春奈と、2年前に放送された『はじこい』(『初めて恋をした日に読む話』)にてピンク髪の“ゆりゆり”でブレイク果たし、同枠に再びヒロインの相手役として戻ってきた横浜流星にインタビュー。作品の見どころや、本作の舞台となるシェアハウス、物語のキーとなるSNSについて、2人に話を聞いた。(編集部、ドラマ名は全てTBS系)

横浜「帰って来られたことが嬉しかった」

――出演が決まった時の感想を聞かせてください。

川口春奈(以下、川口):純粋にすごく嬉しかったです。みんなでルームシェアしているということで、「おうちの中では和気あいあいとにぎやかなのかな」と想像したりして、撮影に入るのが楽しみでした。

横浜流星(以下、横浜):間違いなく僕を大きくしてくれた枠に、2年の月日を経てまた帰って来られたことが、まず嬉しかったです。新井さん、塚原さんの作品も大好きで、いつかご一緒したいと思っていました。そんなおふたりとオリジナル作品が作れることもそうですし、今回は、川口さんともガッツリと楽しみながら作品作りができたらいいなと思いました。

――おふたりは『しろときいろ~ハワイと私のパンケーキ物語~』(Amazonプライム・ビデオ)以来、約3年ぶりの共演ですが、印象はいかがですか?

川口:相変わらずスマートで。

横浜:あはは(笑)。

川口:その時からお互い年も重ねたし、より大人な恋愛ドラマを一緒にやれることが嬉しいです。

横浜:(大きく頷く)

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――演じる役柄について、共感できる部分は?

川口:真柴は、背伸びしたり、ちょっと無理したり、何か着飾ったりしてがんばっているような女の子だと思うんですけど、私自身は真逆なので、客観的に見るとすごく大変そうだなって(笑)。「そんなにがんばらなくてもいいのにな」と思う瞬間もあったりするけど、がんばってしまうのも、彼女なりの努力なのかなと思ったり。でも、自分の性格とキャラクターを対比すると、遠いなっていう印象です。

横浜:駿はミニマリストで、必要なもの以外は持たないとか、不必要なものを解除するっていうところは、なんとなく共感できます。でも、かなり明るくて陽気で自由な人柄は、僕とかけ離れてますね(笑)。

――台本を読んで、いかがですか?

川口:真柴は、会社の中では鎧を着ているというか、オンとオフが激しいキャラクター。会社でみんなのためについついがんばっちゃう部分と、家に帰ってきてからのギャップをかわいく表現できたらいいなと思います。あとは駿と出会って、お互いに惹かれたり、考え方が変わっていく姿が丁寧に繊細に描かれていて。純粋におもしろかったですし、変化のつけ具合を意識してやりたいなと思いました。

横浜:真柴と駿という対照的な2人や、ルームシェアメンバーでの掛け合いが独特で、とてもおもしろかったです。シェアハウスだからこそ起きる展開だったり、さりげなくキュンとするようなポイントも抑えていて、それがすべてまとまっているのがすごいなと。でも、本がおもしろいからこそ、結構プレッシャーを感じたりもしています(苦笑)。作品の雰囲気、間、空気感とかに、カメラが回っていない時の(キャスト同士の)関係性がすごく出てくる気がして。だからこそ、みなさんとコミュニケーションをとって、一緒に楽しくできたらと思っています。

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