乃木坂46 山下美月、いくつもの“ギア”を持つ役者としての強み 『あざと連ドラ』を経て覚醒

乃木坂46 山下美月、いくつもの“ギア”を持つ役者としての強み 『あざと連ドラ』を経て覚醒

 そのことを強く感じさせたのが、山下が主演を務めたバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)内の『あざと連ドラ』で演じた女子大生・さくら役だった。あざとく人に愛想を振りまく偽った自分と、飾らない本当の自分の狭間で揺れるさくら。山下がセンターを務めるシングル表題曲「僕は僕を好きになる」を体現した物語であり、これまでの山下の集大成とも言えるぴったりな役柄だ。この『あざと連ドラ』で新たな層に「山下美月」がリーチする大きなきっかけにもなった。

 ほかにも『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)のシーズンレギュラーを経て、『オールスター感謝祭’21春』(TBS系)での総合優勝を掴み取るなど、現在“確変モード”にある山下は、絶好の気流に乗りながら『着飾る恋には理由があって』に出演する。山下が演じる芽野七海は「仕事のできる先輩を見て、勝手に自信喪失する後ろ向き女子」「一見、低温に見えるが、内に秘める想いは熱い」といった設定の入社3年目の広報課社員。Paraviでは山下が主演を務めるオリジナルストーリー『着飾らない恋には理由があって』も配信となる。実際にオンエアを迎えてみないと断言はできないものの、その役柄は山下がこれまで演じてきたことのなかった新たな人物。今作をきっかけに新たな女優のギアを手に入れるのだろう。

 櫻坂46では映画『さくら』に出演の小林由依、日向坂46では5月7日公開の映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』に名を連ねる小坂菜緒が、坂道グループの枠から飛び出し、一人女優として活躍するメンバー。中でも、山下は現役メンバーにして未開の道を切り開きながら、乃木坂46としての新たな女優像を描き続ける一人である。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』
TBS系にて、4月20日(火)スタート 毎週火曜22:00~22:57放送
出演:川口春奈、横浜流星、山下美月(乃木坂46)、 高橋文哉、丸山隆平、中村アン、向井理、夏川結衣
脚本:金子ありさ
プロデュース:新井順子
演出:塚原あゆ子
編成:松本友香、川島優子
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/kikazarukoi_tbs/
公式Twitter:@kikazarukoi_tbs
公式Instagram:kikazarukoi_tbs

■配信情報
Paraviオリジナルストーリー『着飾らない恋には理由があって』
4月20日(火)より『着飾る恋には理由があって』初回放送終了後に独占配信開始予定
出演:山下美月(乃木坂46)、高橋文哉、佐伯大地、飯尾和樹(ずん)ほか
製作:TBSスパークル、TBS
脚本:富安美尋
プロデュース:新井順子
演出:塚原あゆ子、棚澤孝義、府川亮介
(c)TBSスパークル/TBS
Paravi「着飾らない恋には理由があって」公式サイト:https://www.paravi.jp/static/kikazaranaikoi/

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