吉岡里帆、あまりの苦しさに大号泣 『レンアイ漫画家』竜星涼との恋の結末

『レンアイ漫画家』竜星涼との恋の結末

 やっと交際に発展したかと思いきや、「別れる」というミッションを突きつけられてしまったあいこ(吉岡里帆)。『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)第2話では、あいこと早瀬(竜星涼)の恋の結末と共に、刈部(鈴木亮平)と甥っ子のレン(岩田琉聖)の不器用な心の交流が描かれる。

 刈部から非情にも下された「別れろ」の司令。断固反対のあいこは「早瀬は一生の相方かもしれない」と、刈部の説得を試みるのだった。だが、刈部は漫画のためとなれば血も涙もない男。いや、刈部はあいこの恋愛報告なしには、最早一コマも描けない状態なのである。あいこの願いなど聞き入れるわけもなく、期日以内に別れることを強要するばかり。

 さらに時を同じくして、転校手続きをしてもらっていなかったレンが学校に通いたいと言い出す。漫画を描く以外のことが、からっきしできない刈部の代わりにあいこが手続きを行うことに。レンは刈部と一緒に住み「対等」な関係にはなったものの、なかなか心を開かない刈部の態度に心を痛めていた。せっかく刈部のために用意した朝食やコーヒーに手をつけてくれないばかりか、向後(片岡愛之助)が「甥っ子とはいえ家にいるのは相当なストレス」と言っていたことまで耳にしてしまう。レンは亡き父との思い出の場所に、学校をサボってひとりで行ってしまうのだった。

 第2話では刈部とレン、あいこと早瀬の関係性が描かれるが、実はどちらのエピソードでもキーとなるのは刈部の“絵”の力なのである。コミュニケーションが苦手で、バスにすら一人で乗れない刈部だが、彼が生み出す作品には人の心を動かす力があった。レンとのコミュニケーションは円滑にとはいかないものの、刈部なりに歩み寄っているようにも感じられる。

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