『監察医 朝顔』の法医学メンバー、志田未来、中尾明慶、望月歩、山口智子がクランクアップ
上野樹里主演フジテレビ月9ドラマ『監察医 朝顔』に出演する志田未来、中尾明慶、望月歩、山口智子がクランクアップを迎えた。
『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)で連載されていた法医学者と刑事という異色の父娘を描いた同名医療漫画をドラマ化した本作。主人公の朝顔(上野樹里)たち法医学者と刑事のタッグで、さまざまな遺体や事件の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまをハートフルに描く。朝顔は、東日本大震災で母を失った悲しみを抱え、朝顔と父の万木平(時任三郎)がその悲しみを、朝顔の夫で刑事の桑原真也(風間俊介)、一人娘のつぐみ(加藤柚凪)と乗り越えていく。
第1シーズンより法医学者・安岡光子を演じてきた志田、検査技師・高橋涼介を演じてきた中尾、第2シーズンの第8話(2020年12月21日)からの登場となった法医助手・牛島翔真役の望月、そして法医学教室の主任教授から、第2シーズン後半よりエンバーマーに転身した夏目茶子役の山口がそろってクランクアップ。4人の『監察医 朝顔』最後の撮影は、法医学教室で解剖した遺体について話し合うシーンとなった。
最後のカットにOKが出ると、まずはスタッフから「牛島翔真役の望月歩さん、オールアップです!」と声が上がる。望月は「本当に皆さんありがとうございました! 僕は第8話から参加させていただいたのですが、皆さんが本当に温かくて、現場の空気がとても心地良かったです。そして共演者が本当にスゴい方々ばかりで、毎日、勉強させてもらいました。この役をやらせていただけて本当に幸せでした。またご一緒させていただけるように頑張りますので、その時はどうかよろしくお願い申し上げます!」と挨拶。次にスタッフから「高橋涼介役の中尾明慶さん、オールアップです!」と声が上がり、中尾は「本当に皆さん、お疲れ様でした! 皆さん、クランクアップのコメントで、第3シーズンがあればと盛り上がっているじゃないですか。本当に第3シーズンがあったら絶対に呼んでくださいね! 今は改めて、スタッフの皆さんが演じやすい環境を作ってくださって、ずっとお芝居させてもらっていたな、と感じています。新型コロナウイルスのこともあって大変な中でも、皆さんのおかげで本当に楽しかったです! また皆さん、どこかでよろしくお願いします! ありがとうございました!」と大きな笑顔を見せる。
続いてスタッフから「安岡光子役の志田未来さん、オールアップです!」と声が上がと、志田は涙を見せながら、「本当に素敵なチームで、毎回、現場に来るのが楽しかったので、終わってしまうのがとても悲しいです。長い期間、光子を演じることができて、すごく幸せでした。ありがとうございました。そして、第1シーズンから引き続きなのですが、上野さんのお芝居を近くで見させていただいて、お芝居でこんなにも自然に人の心をグッと引き寄せることができる上野さんは、やっぱりすごいなって、本当に勉強になりました。私もこれからも、もっともっと頑張ろうと思いました。ありがとうございました!」と胸の内を述べた。
そしてスタッフから「夏目茶子役の山口智子さん、オールアップです!」と声が上がると、山口は歌うように「さよならは別れの言葉じゃなくて、再び会うまでの遠い約束だから」と言い、「皆さん、また絶対に会いましょうね。その時まで力強く濃く生き抜きましょう! そして樹里ちゃん、本当に頼もしくて、日本一の座長! 茶子のセリフと同じで“地の果てまでついて行きます”(笑)。これからも応援しています。皆さん、本当にありがとう!」と、まさに“茶子節”全開でメッセージを寄せた。
その後、上野から4人へ花束が贈られ、これまで数え切れないほどの撮影が行われた法医学教室の最後は、万感の拍手で包まれた。
■放送情報
『監察医 朝顔』最終話
フジテレビ系にて、3月22日(月)21:00〜放送
※30分拡大
出演:上野樹里、時任三郎、風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES)、藤原季節、斉藤陽一郎、坂ノ上 茜、田川隼嗣、宮本茉由、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、加藤柚凪、戸次重幸、平岩 紙、ともさかりえ、三宅弘城、杉本哲太、板尾創路、山口智子、柄本明 ほか
原作:『監察医 朝顔』(実業之日本社)
脚本:根本ノンジ
プロデュース:金城綾香
演出:平野眞、阿部雅和
制作:フジテレビ
(c)フジテレビ