ゴールデングローブ賞2部門ノミネート 『パーム・スプリングス』日本版ポスター&予告編公開
4月9日より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショーされる『パーム・スプリングス』の新ポスターと予告編が公開された。
2020年1月に開催されたサンダンス映画祭で上映されるや、同映画祭史上最高額で配給権が売買された本作。本国アメリカでは、ほとんどの映画館が新型コロナウイルスの影響で営業ができない中、ドライブインシアターで限定公開された。そして日本時間2月3日、第78回ゴールデングローブ賞にてミュージカル・コメディ部門の作品賞と主演男優賞の2部門にノミネートされた。
舞台は砂漠のリゾート地、パーム・スプリングス。妹の結婚式で幸せムードに馴染めずにいたサラ(クリスティン・ミリオティ)は、一見お調子者だが全てを見通したようなナイルズ(アンディ・サムバーグ)とに興味を抱く。いい雰囲気になるふたりだが、謎の老人が突如ナイルズを襲撃。負傷したナイルズは近くの奇妙な洞窟へ逃げ込んでいく。ナイルズの制止を聞かずサラも洞窟に入ってしまい、一度眠りに落ちると結婚式の日の朝にリセットされる“タイムループ”に閉じ込められてしまった。しかもナイルズはすでにループにハマっていて、数え切れないほど同じ日を繰り返しているという。2人で過ごす無限の今日は最高に楽しいものに思えたが、明日がこない日々は本当に大切なものを気づかせていく。果たしてふたりは、永遠に続く時間の迷宮から抜け出し、未来を掴むことができるのか。
主人公ナイルズを演じたほか製作にも名を連ねたのは、『サタデー・ナイト・ライブ』『ブルックリン・ナイン-ナイン』『ブリグズビー・ベア』のアンディ・サムバーグ。そのほか、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のクリスティン・ミリオティ、『セッション』のJ・K・シモンズ、『アメリカン・ビューティー』『The O.C.』のピーター・ギャラガーらが脇を固めた。メガホンを取ったのは、本作が⻑編監督デビューとなる新鋭マックス・バーバコウ。
公開された日本版ポスターは、リゾート感満載の2人がポップでかわいらしい浮き輪の上でビールを煽っている様子が。予告編では、シンディー・ローパーの「タイム・アフター・タイム」やデヴィッド・ボウイの「Oh You Pretty Things」をBGMに、結婚式での2人の出会いから、永遠に続く“今日”から抜け出そうと奮闘するサラと、諦め切って楽しむナイルズの姿が切り取られている。
■公開情報
『パーム・スプリングス』
4月9日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開
監督:マックス・バーバコウ
出演:アンディ・サムバーグ、クリスティン・ミリオティ、ピーター・ギャラガー、J・K・シモンズ
配給:プレシディオ
2020年/90分/アメリカ・香港/英語/カラー/シネスコ/原題:Palm Springs/PG-12
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