吉沢亮「新しい扉がバンバン開いてる」 『青天を衝け』での成長や草なぎ剛との共演を語る
すでに第1話の試写を観た大森は「早く2話が観たくてたまらない。新しい吉沢さんが見られた」とエネルギッシュに全速力で駆け、慶喜と出会う冒頭シーンをお勧めする。これまでの吉沢はどこか陰のある役が多く、栄一のようにありのままの感情を表に出す人物は演じてこなかった。撮影が始まったばかりの頃は、栄一の芯の部分をまだ掴めていなかったため、難しく、苦しい日々が続いていたという。クランクインから半年が経ち、吉沢は「挑戦的な役だし作品。今ある吉沢亮では太刀打ちできないところがあるので、新しい扉がバンバン開いてると思います」と人間としても、役者としても成長を感じていると話した。
また、既報の通りに、徳川家康役として北大路欣也が出演することも発表されている。これはナレーションとは別にストーリーテラー的な立ち位置として、第1回からほぼ毎回登場する。大森はこの家康の存在に、「江戸時代から昭和の現代までを一緒になって俯瞰して見られる役」として置いていると明かした。
さらに、大河ドラマとしては異例の2月14日スタートとずれ込んでいることに対して、大森は旧暦で2月13日が栄一の誕生日であることを話しつつ、最終回の予定については現段階で「全く分かりません。本数を検討中です」とした。
■放送情報
大河ドラマ『青天を衝け』
NHK総合にて、2月14日(日)放送スタート
出演:吉沢亮、小林薫、和久井映見、村川絵梨、藤野涼子、高良健吾、成海璃子、田辺誠一、満島真之介、岡田健史、橋本愛、平泉成、朝加真由美、竹中直人、渡辺いっけい、津田寛治、草なぎ剛、堤真一、木村佳乃、平田満、玉木宏ほか
作:大森美香
制作統括:菓子浩、福岡利武
演出:黒崎博、村橋直樹、渡辺哲也、田中健二
音楽:佐藤直紀
プロデューサー:板垣麻衣子
広報プロデューサー:藤原敬久
写真提供=NHK