玉森裕太「俺のこと、好き?」炸裂! 『ボス恋』恋と仕事の2大ピンチが教えてくれたこと

『ボス恋』玉森裕太の名台詞が炸裂

 『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系、以後『ボス恋』)第2話で主人公の鈴木奈未(上白石萌音)を待ち受けていたのは、恋と仕事双方の2大ピンチだった。

 カメラマンの潤之介(玉森裕太)に“彼女の振りをしてほしい”と頼まれ紹介された姉が、なんと職場の鬼上司・編集長の宝来麗子(菜々緒)だったのだ。まさかの展開に、事前に打ち合わせていた2人のなれそめなどの設定は全くの無意味なものになり、慌てた奈未が咄嗟に口を滑らせ苦し紛れに付いた嘘ーー自分は「けん玉チャンピオン」ーーによって、次なる試練を呼び寄せてしまう。

 ファッション雑誌『MIYAVI』創刊号の企画として、売れっ子漫画家・荒染右京(花江夏樹)とのコラボ企画が浮上し、荒染先生がけん玉好きであることから奈未も交渉の場に同席することになる。

 編集長から課されたのは「この交渉が成立すれば、弟との交際を親に推薦してあげても良い。失敗すれば雑用係も辞めてもらう」というあまりにハイリスクハイリターンな究極の二択だった。

 ただ、あれだけ用意周到、先の先まで読み切っている編集長が、奈未のあんなに陳腐な嘘を見抜けないわけがないだろう。それもわかった上で、奈未のお手並み拝見、彼女の「人並みの根気」に懸けてみようと思ったのだろうか。しかし、たまたま付いた嘘が口説き落としたい仕事相手のかなりニッチな趣味と一致しているあたりは、引き続き奈未の変な引きの強さは健在のようだ。

 しかし、もちろん荒染先生の前でだけけん玉が成功するわけもなく、その場しのぎの嘘は一瞬で見破られる。

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