監督、キャストがキャラクター像やストーリー展開を語る 『TRACKERS/追跡者たち』特別映像

『TRACKERS/追跡者たち』特別映像

 南アフリカの小説家デオン・メイヤーの世界的ベストセラー『追跡者たち』をドラマ化した『TRACKERS/追跡者たち』の特別映像が公開された。

 2021年1月3月より映画専門サービス「BS10 スターチャンネル」にて第1話先行無料放送がスタートする本作は、南アフリカを舞台に、ダイヤモンドの不法取引に巻き込まれたボディガード、イスラム過激派による大規模テロの企てを阻止すべく奮闘する諜報局、そこで働き始めた元専業主婦のスリリングなロマンス、同時進行する3つのストーリーが絡み合う模様を描いたクライム・アクション。『ルワンダの涙』の撮影を手がけ『ブラディ・サンデー』でBAFTAを受賞したカメラマン、アイヴァン・ストラスバーグが撮影を担当し、全6話すべて南アフリカでロケが行われた。

『TRACKERS/追跡者たち』特別映像

 公開されたのは、監督のユーリ・カホーネンやキャスト陣がストーリーやキャラクターに関して語った特別映像。

 カホーネン監督は「作品タイトルが示しているように限られた情報を元に誰もが何かを追跡する。それを描き出している」と本作の内容に触れる。本作でテロ組織リーダーのオスマンを演じるブレンドン・ダニエルズは「オスマンは自分の死に直面して、レガシーを残したいと考えている。妻子を愛しているが別の野望も抱えている」とオスマンの心情を語る。夫の虐待から逃れ、専業主婦からPBIで働くことになったミラを演じたローランダ・マライスはミラについて「20年間の結婚生活に終止符を打って、どんなことをしても前に進もうとしている」と語る。ミラと関わることになる謎の男、ルーカス・ベッカーを演じるエド・ストッパードは「一種の逃亡者のようだ。何かの取り引きに来たようだが自分の身を守るためらしい。解決すべき問題を抱えている」とルーカスについて意味深なコメント。

 犯罪組織で力を持つインクンジを演じたシサンダ・ヘンナは「インクンジは派手な奴だ。なめられないように肩で風を切っている」とインクンジの行動を分析。危険な取り引きに巻き込まれる男、レンマー役のジェームズ・グレイシーは「暴力的な男で過去の生活から逃げているようだ。人付き合いを避けた方が得策だと考えている」とレンマーの過去を語る。レンマーの前に突如現れる正体不明の獣医フリーを演じたトリックス・ヴィヴィエは「彼女の行動を見て視聴者は気になるでしょうね。これが全体的な物語にどうつながるのかとね。誰もが偽りの仮面を見せている」と謎めいたコメントを語った。最後にカホーネン監督は「それぞれの人生がつながり全体像が見えるのは終盤だ」と語った。

■放送情報
『TRACKERS/追跡者たち』(全6話)
【放送】字幕版
BS10 スターチャンネルにて、2021年1月8日(金)より毎週金曜23:00〜ほか
※2021年1月3日(日)第1話先行無料放送
(c)2020 Home Box Office, Inc. all rights reserved. Cinemax and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.
公式サイト:https://www.star-ch.jp/drama/trackers/

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