スペイン発SFシチュエーションスリラー『プラットフォーム』日本公開決定 予告編&日本版アートワークも
シッチェス・カタロニア映画祭で最優秀作品賞を含む4部門を受賞したSFシチュエーションスリラー『プラットホーム』が、2021年1月29日に日本公開されることが決定。あわせて予告映像と日本版アートワークが公開された。
スペインの新鋭、ガルダー・ガステル=ウルティアの長編初監督作品である本作は、トロント国際映画祭の中でもユニークな作品が集まるミッドナイトマッドネス部門での観客賞受賞をはじめ、クセの強い作品揃いのシッチェス・カタロニア映画祭でも高評価を得た。
ある日、ゴレンは目が覚めると“48階層”にいた。部屋の真ん中に穴があいた階層が遥か下の方にまで伸びる塔のような建物の中、上の階層から順に食事が“プラットフォーム”と呼ばれる巨大な台座に乗って運ばれてくる。上からの残飯だが、ここでの食事はそこから摂るしかないのだ。同じ階層にいた、この建物のベテランの老人・トリマカシからここでのルールを聞かされる。1カ月後、ゴレンが目を覚ますとそこは“171階層”で、彼はベッドに縛り付けられて身動きが取れなくなっていた。果たして、彼は生きてここから出られるのか!?
本作の舞台となるのは、永遠にも思えるほどの“縦”の閉鎖空間。そこでのルールは、1カ月ごとに階層が入れ変わる、何でも1つだけ建物内に持ち込める、食事が摂れるのはプラットフォームが自分の階層にある間だけ、の3つだ。
公開された予告編では、シビアなプラットフォームによる食事配給制度下において下克上を企む者、家族を探す者など、それぞれの想いを抱えた住民が登場している。
■公開情報
『プラットフォーム』
2021年1月29日 (金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:ガルダー・ガステル=ウルティア
出演:イバン・マサゲ、アントニア・サン・フアン
配給:クロックワークス
2019年/スペイン/スペイン語/カラー/スコープサイズ/5.1ch/94分/原題:El Hoyo/英題:The Platform/字幕翻訳:大嶋えいじ
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