松田聖子がHBOアジア『フォークロア』で監督デビュー 個人的に体験した出来事が題材のホラーに
ワーナー・メディアが、HBOアジアのオリジナルホラーアンソロジーシリーズ『フォークロア』の第2シーズン放送を発表した。
本作の各エピソードは、アジア諸国それぞれの監督によって撮影。シンガポールを拠点とするエリック・クー監督が制作を担当し、2021年初頭に新シーズンの撮影を開始するとのこと。HBOとHBO Goによって2021年後半に放送される予定だ。
HBOによると、シーズン2は監督が一新されるという。同社は、新シーズンは「恐怖の要素を高め、超自然的な力にさらされたときの人間の状態を、自身との精神的な戦いの中で検証することになる」と説明している。
シーズン2の監督は7名。タイのシティシリ・モンコルシリ、台湾のシー・ハン・リャオ、フィリピンのエリック・マティ、インドネシアのビリー・クリスチャン、シンガポールのニコル・ミドリ・ウッドフォード、マレーシアのブラッドリー・リュー、そして日本からは、あのシンガー・ソングライター松田聖子が参加。松田にとって本作が監督デビュー作となる。
クー氏はVarietyのインタビューで、「前作が好評だったので、シーズン1からはあまり逸脱せず、アジアの有名な妖怪を描く予定です。しかし、社会的なコメンタリーから離れ、超常的な恐怖の要素を増やしていこうと思います」と語っている(参照:‘Folklore’ Horror Series Given Second Season by HBO Asia)。なお、松田聖子監督回は、松田が個人的に体験した出来事を題材にしているとのことだ。
■綾瀬くろ
92年生まれの海外在住経験ありのライター。カルチャーとテクノロジーが好きです。
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