ジェーン・フォンダが名女優たちとの絆語る 『また、あなたとブッククラブで』インタビュー映像
12月18日より公開となる映画『また、あなたとブッククラブで』に出演するジェーン・フォンダのインタビュー映像が公開された。
北米公開時には『デッドプール2』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に次いで初登場3位の大ヒットを記録した本作は、1冊の本で色づきはじめた4人の女性たちの“人生の後半のアンサンブルドラマ”。
年連れ添った夫を亡くした喪失感からまだ抜け出せないダイアン(ダイアン・キートン)、複数の男性たちとの関係を楽しんでいるハイクラスな経営者のビビアン(ジェーン・フォンダ)、離婚のトラウマに苦しんでいる管理職のシャロン(キャンディス・バーゲン)、熟年夫婦の危機に直面する専業主婦のキャロル(メアリー・スティーンバージェン)。立場は違っても⻑年の友人である4人は、それぞれの“人生の後半”らしい悩みを抱えながらも、1冊の同じ本を皆で読んだ後に集まり、感想を語り合う“ブッククラブ”を恒例の楽しみにしていた。そんなある日ダイアンの提案で、イギリスのベストセラー官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(著:E・L・ジェームズ)を皆で読むことに。いつもとテイストの違う本の提案で最初は戸惑っていた彼女たちだったが、そのスキャンダラスな文面にたちまち感化され、悩ましい日常を忘れて、恋にロマンスに気持ちも行動も大胆になっていく。
本作で初めて共演したというダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーンバージェンとの絆について聞かれたフォンダは、「私たちは全員高齢で、私が最年長よ」「純情な娘役を演じる女優ではなくなった」「それはみんな自覚している、だからこそ友情の大切さに気づいてると思う」と一般社会以上に女性への年齢差別が過酷と言われるハリウッドで長年活躍してきた女優たちだからこそ理解しあえる現実を、ユーモアを込めて表現。
3人のそれぞれの印象については、「3人とも初共演だけどキャンディスだけは若い頃に面識があった。17歳の彼女の美しさと聡明さとユーモアーに卒倒しかけたわ。それ以来彼女の著書は全て読んでる」と思い起こし、若い頃からファッションアイコンとしての地位を確立、本作でも自身でスタイリングを手掛けたキートンに関しては「ダイアンは遠くから称賛の目で見ていただけだけど、非凡な人だってことが服装を見るだけでわかる」と述べた。
そして最後、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』でドクの恋人クララ役を演じ、ソングライターとしても活躍するスティーンバージェンについては、「メアリーは私に言わせれば完璧よ。このスタジオくらい心が広くてマルチな才能を持ってる。歌手であり作詞作曲もする。音楽の街ナッシュビルでも地位を確立してる。本当に面白くて心が美しくてたくさんの顔を持った人よ」と絶賛した。
■公開情報
『また、あなたとブッククラブで』
12月18日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
監督・共同脚本・製作:ビル・ホルダーマン
出演:ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーンバージェン、アンディ・ガルシア、ドン・ジョンソン、クレイグ・T・ネルソン、リチャード・ドレイファス
配給:キノフィルムズ
2018年/アメリカ/スコープサイズ/104分/カラー/英語/DCP/5.1ch/日本語字幕:鈴木恵美/原題:Book Club/映倫:G
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