『庶務行員・多加賀主水』の魅力はその自由度!? 高橋克典×夏菜×三吉彩花が明かす

『多加賀主水』の魅力はその自由度!?

一番団結したのは、「ラストシーン」

ーー3人の共演シーンだと今回、中華料理屋に潜入しますね。

三吉:なんか床が滑って大変だった記憶がある。

夏菜:「滑る~~~」とか言ってね(笑)。あと克典さんは春巻きを包んでるっていう。

高橋:春巻き巻いてすぐに帰っちゃったよね(笑)。

夏菜:そうそう。

三吉:だから意外とあのシーンは一瞬だった。

夏菜:20分、30分くらいで撮ったんじゃないですか?

三吉:でも本当にあのワンシーンしか3人で一緒にいるところがなかったですよね。

ーー意外ですね。

夏菜:そうなんですよ。大勢が集まるシーンはありましたけど。

ーー今回、高橋さんと三吉さんがタッグを組んで真相を暴いていきますが、関係を作っていくために何かやったことはありましたか?

三吉:特になかったですね。役柄的にも、私が看護師として働いている病院がメインでいろいろなことが起きて、私が進んで主水さんも捜査に協力していく形だったので、すんなりいきました。

高橋:三吉さんはキャパシティが広いんでしょうか、一緒にいると凝りが取れるような人で。なのですんなりといつの間にか仲良くさせていただきましたね。

ーー高橋さんは毎回殺陣シーンも話題ですね。

高橋:古い言葉で言うと「活劇」というやつですよね。やっぱりエンターテインメントとしては楽しいですし、そういう気分を直に盛り込んでもいいのかなというところで、「『多加賀主水』でも原作にあったものをやってみようよ」と言い出したんです。でも物語の一環で楽しめるような、観ていてエグくないチャンバラの表現は意識しています。

ーー今回のドラマだと高橋さんの推しショットなどありますか?

高橋:推しショットはやっぱり2人のチャイナドレス?

一同:(笑)。

ーー夏菜さんの推しショットはいかがですか?

夏菜:確かにチャイナドレスのシーンも見どころですけど、毎回ある居酒屋のシーンが、今回コロナで、室内で撮れなくて外で撮ろうということになったんです。屋台でみんな集まって飲むシーンになったんですけど、撮影日の天気がめちゃくちゃ悪くて、風は吹き荒れちゃっていて。けっこう即席で作った屋台だったので、屋根が飛んだり、後ろにある発泡スチロールの像が飛んだりして。

三吉:ありましたね!

夏菜:みんなでワタワタ撮っていましたね。それがいちばんの思い出かな。みんなで協力して作るみたいな。

高橋:全員いたんだよね。

夏菜:そうそう。みんな「お願いだからセリフ間違えないで!」みたいな空気もありましたよね(笑)。しかも、そのシーンも最初に撮る予定だったんだけど、1回延期しているんですよね。2回目も天気悪かったというので後がなかったんですよ。

高橋:もうそのシーンなくていいんじゃないかって話もあったよね。

ーー撮影スケジュールとしても終盤の方だったんですか?

夏菜:そうです。ほぼ最後に撮りましたね。

ーー最後に全員で一致団結して。

夏菜:最後にギュッとなりました。必死でしたね。高島(礼子)さんとかいちばんセリフ多くて大変でしたよね。

三吉:そうだったそうだった。

ーー最後に高橋さんから見どころをお願いします。

高橋:「第5弾」とついていますが、初めて観た人でも全然わかるので、何の抵抗もなく入っていただきたいです。普通の2時間ドラマとなっていますので、ぜひ。

夏菜:そうですね。初めての方も初めてじゃない方も。

高橋:チャンバラも入った、日本独特のジャパニーズエンターテインメントです。

夏菜:海外の人が観たらどう思うんですかね(笑)。突然チャンバラ始まりますし。

高橋:これがインドだと突然踊り出すんだろうね。

一同:(笑)。

高橋:なので気軽に観ていただければと思います!

■公開情報
『庶務行員・多加賀主水5』
テレビ朝日系にて、9月24日(木)20:00~21:48放送
出演:高橋克典、夏菜、風見しんご、水沢エレナ、庄野崎謙、仁科亜季子、神保悟志、加藤雅也、高島礼子
ゲスト:三吉彩花、柴俊夫、左時枝、渡辺裕之、螢雪次朗
原作:江上剛『庶務行員 多加賀主水』シリーズ(祥伝社文庫)
脚本:安井国穂
監督:今井和久(MMJ)
チーフプロデューサー:黒田徹也(テレビ朝日) 
プロデューサー:藤崎絵三(テレビ朝日)、神通勉(MMJ)、村山太郎(MMJ)
制作:テレビ朝日、MMJ
(c)テレビ朝日

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