ロベール・ブレッソン監督作『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』4Kで10月30日公開決定

ロベール・ブレッソン監督作『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』4Kで10月30日公開決定

 ロベール・ブレッソン監督作『バルタザールどこへ行く』と『少女ムシェット』が、10月30日より新宿シネマカリテほかにて4Kリストア・デジタルリマスター版として全国順次公開されることが決定した。

 第27回ヴェネチア国際映画祭審査員特別表彰をはじめ数々の映画賞を受賞した『バルタザールどこへ行く』は、ブレッソンが長年映画化を望んだ、聖なるロバ“バルタザール”をめぐる現代の寓話。ドストエフスキーの長編小説『白痴』の挿話から着想を受け、一匹のロバと、少女マリーとの数奇な運命を描き出す。純粋さから悪の道へと堕ちていく少女マリーを演じるのは、当時17歳のアンヌ・ヴィアゼムスキー。その後『中国女』などジャン=リュック・ゴダール作品に数々出演することになるヴィアゼムスキーにとって、本作が初の映画出演作となった。

 『少女ムシェット』は、ブレッソンが『バルタザールどこへ行く』の直後に手がけた長編8作目。カトリックの作家ジョルジュ・ベルナノスの小説を映像化した本作は、またも一人の少女の悲運な運命をまざまざと描き出す。ブレッソンは、これ以上ない厳格なフレーミングと、俳優たちの演技を最小限に抑制することにより、欺瞞に満ち、冷酷さを隠し持つ現実世界を映す。絶望の淵にたちながらも反抗心を秘めた少女・ムシェットを、本作のために抜擢されたナディーヌ・ノルティエが演じた。

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■公開情報
『バルタザールどこへ行く』(4Kリストア・デジタルリマスター版)
10月30日(金)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開
※一部の劇場を除き、上映は4Kリストア・デジタルリマスター版から変換された2K上映となります。
監督・脚本:ロベール・ブレッソン
出演:アンヌ・ヴィアゼムスキー、フランソワ・ラファルジュ、フィリップ・アスラン、ナタリー・ジョワイヨー、ヴァルター・グリーン、ジャン=クロード・ギルベール、ピエール・クロソフスキー、ロバのバルタザール
撮影:ギラン・クロケ
美術:ピエール・シャルボニエ
音楽:シューベルト、ジャン・ヴィーネル
編集:レーモン・ラミー
製作代表:マグ・ボダール(パルク・フィルム)
出演:アンヌ・ヴィアゼムスキー、フランソワ・ラファルジュ、フィリップ・アスラン、ナタリー・ジョワイヨー、ヴァルター・グリーン、ジャン=クロード・ギルベール、ピエール・クロソフスキー、ロバのバルタザール
4K リマスター カラーグレーディング:クリスティアン・ボスケ
配給:コピアポア・フィルム+lesfugitives
原題:Au Hasard Balthazar/1966年/フランス・スウェーデン/96分/モノクロ/スタンダード
(c)1966 Argos Films – Parc Films – Athos Films – Svensk Filmindustri

『少女ムシェット』(4Kリストア・デジタルリマスター版)
10月30日(金)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開
※一部の劇場を除き、上映は4Kリストア・デジタルリマスター版から変換された2K上映となります。
監督・脚本ロベール・ブレッソン
原作:ジョルジュ・ベルナノス『新ムシェット物語』
撮影:ギラン・クロケ
美術:ピエール・ギュフロワ
音楽:クラウディオ・モンテヴェルディ、ジャン・ヴィーネル
編集:レーモン・ラミー
製作代表:アナトール・ドーマン
出演:ナディーヌ・ノルティエ、ジャン=クロード・ギルベール、マリー・カルディナル、ポール・エベール、ジャン・ヴィムネ、マリー・ジュジーニ
4Kリマスター カラーグレーディング:クリスティアン・ボスケ
配給:コピアポア・フィルム+lesfugitives
原題:Mouchette/1967年/フランス/80分/モノクロ/スタンダード
(c)1967 Argos Films – Parc Films

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