『DUNE/デューン 砂の惑星』日本公開決定 ティモシー・シャラメが力に覚醒する予告編も

『DUNE/デューン 砂の惑星』予告編

 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作『DUNE(原題)』が『DUNE/デューン 砂の惑星』の邦題で近日公開されることが決定し、予告編とQ&A特別映像が公開された。

 アレハンドロ・ホドロフスキーが映画化を進めるも制作が中止され、またデヴィッド・リンチが『デューン/砂の惑星』のタイトルで映画化もした、1965年の発売以来、数多の作品に影響を与え続けているフランク・ハーバートのSF小説シリーズを、『メッセージ』『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴが映画化する本作。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、主人公ポールの運命、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なドラマが展開される。

 主人公ポールを演じるのは、『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメ。「本物の映画スターで、狂気のカリスマ性がある」とヴィルヌーヴ監督に絶賛されている。また、『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤがポールの夢の中に登場する謎の美女チェイニーを熱演し、『アクアマン』のジェイソン・モモア、『ノーカントリー』のハビエル・バルデム、『アベンジャーズ』シリーズのジョシュ・ブローリンがポールを全力サポートする腹心役で出演。さらに、『スター・ウォーズ』続3部作のオスカー・アイザックと『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のレベッカ・ファーガソンがポールの両親役で登場する。『ダークナイト』『ダンケルク』などのアカデミー賞受賞作家ハンス・ジマーが音楽を手がけた。

映画『DUNE/砂の惑星』予告編

 公開された予告編は、「僕の中で何かが<覚醒>し始めてる」と言うポール(ティモシー・シャラメ)のセリフで幕を開ける。夢で未来を見ることができるポールは、チェイニー(ゼンデイヤ)と結ばれる将来や、反乱が起きることを予言する。そんなポールの資質をテストするシーンでは、毒針を手にした教母ガイウス・ヘレネ・モヒアム(シャーロット・ランプリング)が「危機が迫ってこそ目覚める」と迫る。謎の小箱にポールの右手を入れさせる死と恐怖の箱に立ち向かうシーンをはじめ、ポールを中心に巻き起こる熾烈な争いの様子が収められている。

 ベールに包まれた特別な“力”を持つとされるポールと師であるガーニ―・ハレック(ジョシュ・ブローリン)の剣術訓練を皮切りに、迫力のアクションも垣間見ることができる。荒涼とした砂の惑星に降り立つ無数の軍艦、暗雲の下、地の果てまで続くかのような敵勢の立ち並ぶ様子からはその後の激しい衝突への予兆が感じられる。ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア)の無双シーンも挟まれ、激しいソードアクションにも期待が高まる。「<恐れ>こそが敵。恐怖に打ち勝った時、自分が何者かを知る」というポールの印象的なセリフとともに、物語の舞台となる砂の惑星デューンに蠢く謎の超巨大生物サンドワームと対峙するシーンで映像は締めくくられる。

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』キャストQ&A映像

■公開情報
『DUNE/デューン 砂の惑星』
近日公開
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:エリック・ロス、ジョン・スペイツ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作:『デューン/砂の惑星』フランク・ハーバート著(ハヤカワ文庫刊)
出演:ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデムほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
公式サイト:dune-movie.jp

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