『エール』でもインパクト抜群!? 「最高すぎる」橋本じゅんの“閻魔様”が再び

『エール』でもインパクト抜群!? 「最高すぎる」橋本じゅんの“閻魔様”が再び

 第1話から再放送中のNHKの連続テレビ小説『エール』。8月31日からは、第11週『家族のうた』第55回から第12週「アナザーストーリー」第60回までが放送される。

 三郎(唐沢寿明)は浩二(佐久本宝)に大事な話があると、二人で話をする。第12週はオムニバス形式のアナザーストーリー。音の亡き父・安隆(光石研)と家族の物語や「バンブー」の店主・梶取保(野間口徹)と妻・恵(仲里依紗)のなれそめ、双浦 環(柴咲コウ)の若き日の物語が描かれる。

権藤茂兵衛(風間杜夫)の「本当にやりたかったこと」

 浩二と母・まさ(菊池桃子)に見送られ、「喜多一」を出た裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)は、伯父・権藤茂兵衛の元へ向かう。茂兵衛は川俣銀行を継がせるため、裕一を養子に迎え入れようとしていたが叶わなかった。裕一は緊張しながらもこれまでのことについて頭を下げるが、茂兵衛の口から出た言葉は意外なものだった。

「本当はずっとこれ(陶芸)がやりたかったのよ」
「好きなことだけで飯食える奴なんざ一握りだ。せいぜい気張って、カミさんと子どもに苦労かけるんでねえぞ」

 茂兵衛ははかつて、半ば強引に裕一を養子に迎え入れ、彼に音楽家の道を諦めさせていた。そんな茂兵衛から出た胸の内と裕一へのエールに驚かされた視聴者は少なくないはずだ。だが茂兵衛を演じてきた風間は、公式インタビューで両親からのプレッシャーと病気がちな妻を庇う茂兵衛を、裕一や三郎と同じように、板挟みの中で葛藤している人物と捉え、決して嫌味なだけの人物にならないよう演じてきたと話している。

 裕一が立派な跡継ぎになるよう目を光らせていた頃は、重々しい雰囲気で口調も荒々しかった茂兵衛だが、第55回では口調も雰囲気もリラックスしている。妻を看取り、「本当にやりたかった」陶芸に没頭する中で、彼自身がさまざまなプレッシャーから解放されたのだとわかる。

 茂兵衛は裕一たちに夫婦茶碗を贈る。裕一たちは夫婦茶碗の見た目に困惑していたが、そののびのびとした作風と「見ればわかっぺ!」という茂兵衛のおおらかな回答は、彼本来の性格を魅力的に伝えてくれた。

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