高良健吾、岡田将生、黒木華ら、芦田愛菜主演『星の子』出演へ 予告編&場面写真も公開
芦田愛菜主演映画『星の子』の公開日が10月9日に決定し、場面写真と本予告が公開。また、高良健吾、岡田将生、黒木華、蒔田彩珠、大友康平、新⾳の出演も発表された。
芥川賞作家・今村夏子の原作を『タロウのバカ』『MOTHER マザー』の大森立嗣監督が初映画化する本作は、少女ちひろの成長と家族の行方を描く物語。ちひろは、大好きな父と母から愛情たっぷりに育てられた。両親は、ちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった“あやしい宗教”を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めていく。
芦田は、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(2014年)以来、5年ぶりとなる実写映画主演となり、本人同様、中学3年生のちひろを演じる。ちひろの両親役で永瀬正敏が原田知世が出演する。
今回、第3弾キャストとして発表された岡田が演じるのは、ちひろが一目惚れする南先生。学校で一番人気のイケメン先生だが、後にちひろの運命を大きく左右する。岡田は芦田との共演について「10年程前にCMで1度ご一緒したことがあるのですが、今回この作品で共演させて頂いて、 大人になったなぁというのと、本当にしっかりしているなと。同世代の共演者の方と話をしている感覚で色々お話させて頂きました」とコメント。
また、ちひろの両親の目を覚ませるために、ある事件を企てる“雄三おじさん”役に大友が決定。高良と黒木が、宗教団体の謎めいた幹部コンビである“海路さん”と“昇子さん”を演じ、ちひろの姉のまーちゃん役を蒔田、ちひろの親友・なべちゃん役を新⾳が演じる。
公開された予告編では、幼少期に病弱だったちひろを救った“金星のめぐみ”と呼ばれる奇跡の水を信じ、水を浸したタオルを頭に載せて暮らす父(永瀬正敏)と母(原田知世)の姿が。学校では大親友のなべちゃん(新音)から「偽物なんじゃない?」と水の真偽を指摘されるが、ちひろが夢中なのは新任でやってきたイケメンの南先生(岡田将生)。そして本映像では、憧れの南先生の車で家まで送ってもらうが、なんと自宅前の公園で、全身緑のジャージで頭にタオルを乗せて水を掛け合う両親の姿を見られてしまうシーンも。そのほか、予告編とあわせて公開された場面写真にも発表されたキャストたちの姿が収められている。
■公開情報
『星の子』
10月9日(金)全国公開
主演:芦田愛菜、永瀬正敏、原田知世、高良健吾、岡田将生、黒木華、蒔田彩珠、大友康平、新⾳
監督・脚本:大森立嗣
原作:今村夏子『星の子』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
配給:東京テアトル、ヨアケ
(c)2020「星の子」製作委員会
公式サイト:hoshi-no-ko.jp