『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』本編映像公開 小雪ら著名人からの絶賛コメントも
7月17日公開の映画『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』より、本編映像が公開された。
本作は、『幸せなひとりぼっち』の原作者フレドリック・バックマンによる小説『ブリット=マリーはここにいた』(訳:坂本あおい/早川書房刊)を映画化したもの。結婚して40年、スウェーデンに住む専業主婦ブリット=マリーが、これまでの生活を変えようと、スーツケースひとつで家を飛び出し、奮闘するさまを描く。
公開された本編映像は、スーツケース一つで家を出たマリーが、都会から離れた小さな村・ボリで、マリーの協力者となるピザ屋の店長と出会うシーンを捉えたもの。小さなお店に訪れたブリットは、買い物を済ませ目の前のレジの男性に向かい、伏せ目がちに「この辺りにガラス屋さんはいる?」と聞くと、「もちろんいる。俺がガラス屋だ」と思いもしない返答が返ってきた。苛立ちながらも「プロのガラス屋さんよ」と聞くと、その男性は「俺の名前はメモ。このあたりのなんでも屋だ。郵便局、ピザ屋、ガラス屋、水漏れ修理、電気工事、なんでもやる。要望は?」と冗談とも本気ともつかない言葉で、ブリットへの協力を申し出るのだった。
また、女優の小雪ら、本作をいち早く鑑賞した著名人から絶賛のコメントが寄せられた。
コメント
小雪(女優)
誰もが自分の目の前に広がる狭い世界だけにとらわれて毎日を過ごしがちだけれど、こうやって客観的に見てみると、目の前の選択1つで人生は180度変わり、幸せの道は数え切れないほどあるのではないかと気付かされる、なんと潔く清々しいブリット=マリーの人生!
石原良純(俳優・気象予報士)
一日ずつ、まっとうに生きてきても、人生にピンチはある。
一日ずつ、まっとうに生きてきたから、人生のピンチをチャンスに変えられる。
まっとうに生きてきた ブリット=マリーの人生は無駄ではない。
じゃあ、僕はどうなの? 最後に自分に問いかけた。
LiLiCo(映画コメンテーター)
自分の人生を生きてますか?
誰かのために生きてませんか?
何かを始めるには“遅過ぎる”なんて無い!
あなたが存在していることを証明しよう。
ブリット=マリーはその大切さを教えてくれます。
熟女だけではなく、みんなに刺さるとても優しい応援ムービー!
林家木久扇(落語家)
家出した片づけおばさんは、サッカー少年達のコーチとなり、チームの少女から教わる。「サッカーって人生よ!」北欧の陽だまりの下、感動のシーンが続く。「一日ずつよ、一日ずつ……」
小川糸(作家)
人生には、正解も間違いもない。実際に、やってみなくちゃわからないことだらけ。他者との勝負には負けても、過去の自分を打ち負かせば、笑顔で人生に勝利できる!
ピーコ(ファッション評論家)
前半のブリット=マリーの顔付きは不満気なシーンが多いのに、ラストに向かって楽し気になっていき、最後はチャーミングな顔になって、私まで幸せな気分になりました。
ブレイディみかこ(ライター)
重曹とサッカーボール。あり得ない組み合わせで笑って泣かせる、おとなの冒険譚。遅すぎることなんてない。
結城アンナ(タレント)
気難しい顔のブリット=マリーが、だんだん可愛い笑顔になっていく様子が観ている私たちにも幸福感を持たせてくれる。徐々に増す幸福感&インスピレーションを持たせてくれるシンプルで可愛いスウェーデン映画、私は大好きです。
■公開情報
『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』
7月17日(金)より、新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開
監督:ツヴァ・ノヴォトニー
出演:ペルニラ・アウグスト、ペーター・ハーバーほか
原作:フレドリック・バックマン『ブリット=マリーはここにいた』(訳:坂本あおい/早川書房刊)
配給:松竹
後援:スウェーデン大使館
原題:Britt-Marie var har/2019/スウェーデン/カラー/97分/字幕翻訳:中沢志乃/字幕監修:オスターグレン晴子
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