木村拓哉×斎藤工の絆がにじみ出る 『BG~身辺警護人~』シーズン2も“誤差なし”のスタート
第1話のラストでは、島崎の後を追うように高梨がKICKSを退職。菅沼まゆ(菜々緒)の「こんなんじゃ、付き合ってる意味ないじゃん。もう終わりだね」、高梨の「もうガキのお守りはしなくていいぞ」という交際を疑うやり取りの後に、高梨は島崎の車に乗り込んでいく。シーズン1では、落合(江口洋介)を筆頭とした警視庁警備部警護課の通称「SP」と呼ばれる面々がライバル関係となっていたが、今シーズンでは劉をボスとしたKICKSがその位置に当たる。配下に、菅沼や沢口(間宮祥太朗)が所属していることも、後のキーポイントになっていきそうだ。
当初は、「東京2020オリンピック」をめぐって身辺警護をビジネスコンテンツにしていくか否かが台本に描かれていたという『BG』シーズン2。コロナ禍により、作品の方向性は大きく変更となったが、ドラマへの今後の期待に“誤差なし”。そう、確信させてくれるスタートだった。
■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter
■放送情報
『BG~身辺警護人~』第2シリーズ
テレビ朝日系にて、毎週木曜日21:00〜
出演:木村拓哉、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗、市川実日子、勝村政信、仲村トオル、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)
脚本:井上由美子
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:川島誠史(テレビ朝日)、秋山貴人(テレビ朝日)、浜田壮瑛(テレビ朝日)、山本喜彦(MMJ)、田上リサ(MMJ)
音楽:高見優
監督:常廣丈太(テレビ朝日)、七髙剛
制作協力:MMJ
制作著作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日