『M 愛すべき人がいて』リミックスバージョンも大反響 伊集院光×古市憲寿の副音声も最高の内容に

『M』伊集院×古市の副音声も最高の内容

 第1話のクライマックス、アユが所属事務所を辞め、マサ(三浦翔平)のいるレストランの外で「DEPARTURES」を歌うシーンに対して、伊集院が言った「もう大映ドラマを超えて、日本昔話の世界ですもんね。歌声が神様に届きましたとさ」には、思わず笑ってしまった。改めて、冷静に見てみると、レストランの敷地内にて大声で歌うストーカー・アユ、それを野放しにしているマササイドと、何もかもが可笑しい。マサの「アユ、何やってんだよ!」は至極真っ当で、それもまためちゃくちゃに思えてくる。もちろん、夜空にかかる虹を含めて。

 5月16日は、第2話&第3話リミックスバージョンがオンエアとなる。またスペシャルオーディオコメンタリーでの解説がつくのかは未定だが、伊集院と古市の話す様子からは別の人物が新たに出演しそうな予感がする。2人は最終的に浜崎あゆみと松浦勝人が登場し、このドラマをどう見ているのかを語ってほしいと熱望していたが、果たして。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
『M 愛すべき人がいて』
テレビ朝日系にて、毎週土曜 23:15~0:05放送
ABEMAにて、独占配信
出演:安斉かれん、三浦翔平、白濱亜嵐、田中みな実、久保田紗友、河北麻友子、田中道子、新納慎也、市毛良枝、高橋克典、高嶋政伸
原作:小松成美『M 愛すべき人がいて』(幻冬舎刊)
脚本:鈴木おさむ
企画:藤田晋(ABEMA)
ゼネラルプロデューサー: 横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:服部宣之(テレビ朝日)、谷口達彦(ABEMA)、山形亮介(角川大映スタジオ)、佐藤雅彦(角川大映スタジオ)
アソシエイトプロデューサー:川島彩乃(ABEMA)
演出:木下高男、麻生学
主題歌:浜崎あゆみ「M」(avex trax)
制作:テレビ朝日
制作協力:角川大映スタジオ
(c)テレビ朝日/ABEMA

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