『麒麟がくる』本木雅弘が恐怖を与える存在に 顔を血で染めた絶叫シーンに鳥肌

『麒麟がくる』本木雅弘が顔を血で染め絶叫

 高政の果断によって引き起こされた暗殺で、道三は顔に実の子の血をつけたまますっかり激昂していた。実の息子を2人も同時に失った悲しみは、怒りとなって高政に向く。高政に家督を譲るため剃髪式を終え、頭を丸めた姿での怒りはまさに迫力満点。目や眉のひとつひとつに感情を宿らせ、今まで以上に恐怖を与える存在となった。

 毎週板挟みになり、あちこちから頼まれごとばかりの十兵衛は苦い顔をしながらも一生懸命折り合いをつけようと奔走する。だが、次週は道三と高政の対立が深まり、さらに難しい立場に立たされることになるだろう。

■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。Twitter

■放送情報
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送
BSプレミアムにて、毎週日曜18:00〜放送
BS4Kにて、毎週日曜9:00〜放送
主演:長谷川博己
作:池端俊策
語り:市川海老蔵
音楽:ジョン・グラム
制作統括:落合将、藤並英樹
プロデューサー:中野亮平
演出:大原拓、一色隆司、佐々木善春、深川貴志
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/kirin/
公式Twitter:@nhk_kirin

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