『デジモン』劇場版最新作は“始まってすぐ膝から崩れ落ちる”!? 松岡茉優「冒頭からタコ殴り」

松岡茉優、『デジモン』最新作の魅力を語る

 2月4日、東京・新宿バルト9にて『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』の完成披露舞台挨拶が行われ、八神太一役の花江夏樹、アグモン役の坂本千夏、ゲスト声優としてメノア・ベルッチ役を演じる松岡茉優、監督の田口智久が登壇した。

 本作は、1990年代に人気を博した携帯型ゲームに基づく大ヒットアニメーションシリーズの劇場版最新作。少年だった主人公・太一(声・花江夏樹)と仲間たちの10年後にスポットを当て、デジモンとの交流や、そこに襲いかかる危機を描く。

 TVシリーズ20周年の節目に制作された本作。TVシリーズからアグモンの声優を務める坂本は「TVシリーズをやっているときは、世の中にこんなにもデジモンを好きな方がいらっしゃるとは知らなくて、こうしてみなさんの顔を拝見しながらこの場に立ててびっくりしています。20年はすごく長い年月なので、子どもの頃に見てた方々がこんなに立派になって、お子さんも一緒に観るというお話を聞くと、本当にやってよかったなと思います」と感無量の様子。

坂本千夏

 松岡は「ファンとしてはこの映画ができるというだけでも楽しみでしたし、現場に行くと、監督をはじめ、当時子どもだった方々がスタッフになっていて、そこに当時からの関プロデューサーやベテランのスタッフさんが一緒になって制作していました。子ども心を思い出させてくれるし、もう一歩大人にしてくれるし、最高な映画でした」と20年の時が繋げた作品であることを強調した。

松岡茉優

 すでに本作を鑑賞しているキャスト陣は、映画の感想を聞かれると、「監督は本当にデジモンが好きなんだなと。ファンのみなさんがオッとなるようなシーンの連続で、今回はキャラクターデザインを含めて初代の映画に近いような雰囲気があって、線の色とかを見ているだけでもウルッときてしまいました」(花江)、「あんなに泣くとは思わなかったくらい泣いてしまいました。みなさん覚悟してください」(坂本)、「始まってすぐ膝から崩れ落ちます。冒頭からタコ殴りです」(松岡)と、思いおもいに絶賛。それを聞いた田口監督は「僕は(プレッシャーで)死ぬんですかね?」とタジタジの様子で、会場は笑いに包まれた。

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