レンとリコの入れ替わり説や佐藤二朗の過去も 『シロクロ』SNSで飛び交う考察の数々を検証

レンとリコの入れ替わり説や佐藤二朗の過去も 『シロクロ』SNSで飛び交う考察の数々を検証

 『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』『あなたの番です』『ニッポンノワール』に次ぐ、日本テレビ日曜ドラマ枠で放送中の清野菜名と横浜流星のW主演ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』。これまでの系譜に連なり多くの謎が残され、ネット上では様々な考察が飛び交っている。そこで、今作で起きている考察ブームと、残されているカギなどを一度整理し、黒幕を探ってみたい。

 まず、「双子入れ替わり説」について。ミスパンダこと川田レンは、かつては“天才美少女棋士”と騒がれていたが、10年前の放火事件で双子の姉であるリコを失くし、自分だけ生き残った罪悪感からPTSDを患い内気な性格に変わる。一方、Mr.ノーコンプライアンスこと佐島源造法務大臣(佐藤二朗)からの依頼を受けた、飼育員さんこと森島直輝(横浜流星)の催眠術によってミスパンダに変身した時は、テンションが高い人物になり、驚愕の身体能力で世の中のグレーな事件にシロクロつけていく。

 レンを溺愛する母親(山口紗弥加)は、事件がきっかけで療養施設で治療を受けているが、「リコが死んでくれて良かった」と黒く塗りつぶされたリコの写真を指でこする母親の姿を見たレンは、小さい頃に母親が1人の娘を溺愛し、檻の中にいるもう1人の娘にバナナを投げつける姿を思い出す。ちなみに、パンダは双子を産むと1頭しか育てないという習性がある。ミスパンダが逃亡するシーンで、柵状の門の前に来ると、檻に閉じ込められた側の視線の記憶が甦り、「お母さん、ここから出してよ」とパニックになることから、ミスパンダの正体は虐待されていたリコ説が有力。また、母親がいつまでも療養施設にいるのは、レンが死んだことを受け入れられず精神を病んでいる可能性もある。放火事件以降、レンには大学病院の精神科医で、直輝のゼミの教官・門田明宏(山崎樹範)が担当医としてケアをしている。第3話の冒頭で、あからさまに「一卵性双生児における、記憶の相互関係について」という資料を見ていたり、中学時代の同級生・宮澤沙奈恵が違和感を感じていたり、事件以降囲碁がスランプなのも別人だからと考察できる。

 門田以外に、親代わりである囲碁喫茶の店主・加賀春男(升毅)が、レン“たち”の過去を知っている。もし門田と加賀が“良い人”なら、母親がリコに対し虐待をしているのを知り、生き残ったリコはレンとして生きていくように過去を取り替えた可能性がある。前回偵察していた白いコアラはミスリードキャラで、直輝によってリコの記憶が戻りそうなので、門田と加賀どちらかが偵察していたと推測される。ただ、この2人が悪人なら、誘拐犯のコアラ男の可能性が考えられるし、何らかの理由で姉妹、もしくは母親の記憶を改ざんさせるために入れ替えた説も。どちらにしろ、『ニッポンノワール』の笹野高史のようにリコの監視役だろう。

 ここでいくつか疑問が出てくるのが、ネグレクトをしている娘を連れて、事件となるキャンプ場に行くのか。母親が40歳でレンは23歳、17歳の時に産んだ子供という年齢とまだ登場しない父親の存在。源造の愛人説も否定できない。

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