横浜流星の“繊細な芝居力”が視聴者を釘付けに 『シロクロ』ドラマチックな展開へ

横浜流星の“繊細な芝居力”が視聴者を釘付けに 『シロクロ』ドラマチックな展開へ

 『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(読売テレビ・日本テレビ系)第3話は、レン(清野菜名)の過去にまつわる衝撃的なセリフで幕を閉じた。

 第3話でも、レンは自身が直輝(横浜流星)と共にミスパンダとして活動していることに依然気づいていない。そして、レンは直輝に恋心を抱いている。直輝はその気持ちを逆手にレンの本音や過去のトラウマについて聞き出す。今回は、スピードクライミングの日本代表である宮澤沙奈恵(秋元才加)の事故についての“グレー”を暴くことになった直輝とミスパンダ。しかし、2人は報道番組のディレクター・神代(要潤)に居場所を突き止められ追いつめられてしまい、ミスパンダにフラッシュバックが起こる。

 第3話ではレンの双子の姉・リコについての過去が徐々に明らかになった。レンは度々、リコを亡くすきっかけとなった幼少期の火事のフラッシュバックを起こす。その当時のことを、“リコを助けに戻らなかったことを後悔している”と直輝に相談していた。

 レンとリコの関係には謎が多く残されている。レンが持っている家族写真と、レンの母が持っている家族写真では塗りつぶされている側が違うのだが、このことは1話から繰り返しフォーカスされてきた。つまり、今生きているのはレンなのかリコなのかが曖昧なのだ。

 これは第3話のラストで直輝が放つ「川田レンはレンじゃないですよね?」に繋がってくる。現在のレンがレンである確証がないことに伴い、ミスパンダがフラッシュバックする記憶も、母親に対して“檻から出して”と訴えている。今までの話の流れでは、母が可愛がっていたのはレンで、リコのことは虐待していた。レンが本当に幼少期のレンならば、“檻から出して”という心の叫びは本来ならリコが口にするセリフではないだろうか。こうした小さな謎解きの積み重ねで、本作はジワジワと物語の核心に迫っていく。

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