『リチャード・ジュエル』“バディ編”と“メディアリンチ編”2種のTVスポットがオンライン先行公開

『リチャード・ジュエル』TVスポット映像

 クリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』のTVスポットがオンライン先行公開された。

 2020年1月17日に公開される本作は、一旦は英雄とされながらも、マスメディアや捜査機関の暴走で容疑者となった警備員、リチャード・ジュエルの実話をもとにした物語。1996年7月、警備員のリチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)は、米アトランタのセンテニアル公園で不審なリュックを発見した。中身は、無数の釘が仕込まれたパイプ爆弾。事件を未然に防ぎ、一時は英雄視された彼だが、現地の新聞社とテレビ局がリチャードを容疑者であるかのように書き立て、実名報道したことで状況は一変。さらに、FBIによる徹底的な捜査、メディアによる連日の過熱報道によって、リチャードの人格は全国民の目前でおとしめられていった。それは、出口の見えない孤独な戦いの始まりだった。そこへ異を唱えるために弁護士のワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)が立ち上がる。無実を信じ続けるワトソンだが、そこへ立ちはだかるのは、FBIとマスコミ、そして約3億人のアメリカ全国民だった。

クリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』TVスポット映像(バディ編)
クリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』TVスポット映像(メディアリンチ編)

 公開されたTVスポット映像は2種類。「バディ編」では、爆発犯扱いされたリチャードが「僕は救いたかっただけ」 だと語り、 無実を信じる弁護士・ワトソンが「何も話すな」と助言し、24時間監視し続けるFBIとメディアに立ち向かう姿が描かれている。一方、アトランタ爆破事件発生の瞬間から始まる「メディアリンチ編」では、リチャードにマスコミが詰めかける様子や、ワトソンがリチャードとともにメディアの編集部に殴り込み、「彼の人生を潰す気か!」と声を荒げるシーンが映し出されている。

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The Ballad of Richard Jewell
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■公開情報
『リチャード・ジュエル』
2020年1月17日(金)より全国ロードショー
出演:サム・ロックウェル、キャシー・ベイツ、ポール・ウォルター・ハウザー、オリヴィア・ワイルド、ジョン・ハム
監督・製作:クリント・イーストウッド
原作:マリー・ブレナー、バニティ・フェア 『American Nightmare: The Ballad of Richard Jewell』
脚本:ビリー・レイ
製作:ティム・ムーア、ジェシカ・マイヤー、ケビン・ミッシャー、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・デイビソン、ジョナ・ヒル
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
公式サイト:richard-jewell.jp

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