仲野太賀が語る、『いだてん』出演までの緻密な努力 「参加できる喜びは一味違う」

仲野太賀が語る、『いだてん』出演までの緻密な努力 「参加できる喜びは一味違う」

 『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK総合)後編に突入してから、金栗四三(中村勘九郎)の弟子・小松勝役として仲野太賀が出演している。勝は、四三のようにオリンピックを目指し、熊本から東京まで四三と共に走り抜いた。今回リアルサウンド映画部では、勝役の仲野にインタビューを行い、念願だった大河ドラマ出演に懸ける思いについて聞いた。

「根拠もないのに説得してスケジュールを確保」

ーー大河ドラマへの出演が決まった時はどんな思いでしたか?

仲野太賀(以下、仲野):決まった時は本当に嬉しかったです。『いだてん』が制作発表されたその日から、ずっと熱望してたんですよ。『いだてん』の関係者に会うことがあれば、何が何でも出たいと言いまくってました(笑)。そして、どんな物語で、どんな役があって、いつ撮影なのか、とにかく聞きましたよ。でもことごとく「詳しいことは言えない」と言われてしまって。まぁ素晴らしいくらい口が堅いスタッフでしたね(笑)。

 しばらくして、状況は変わりませんが、事務所の方と「とにかくスケジュールだけ空けときましょう」と。「絶対(オファー)来るんで!」と根拠もないのに説得してスケジュールを確保しました(笑)。そしたら本当に出演が決まったので相当嬉しかったです。こんなにも自分が願って、それが叶うことって今までなかったですね。

ーーなぜそこまで出演したかったのでしょう。

仲野:そもそも僕は宮藤官九郎さんのファンでしたし、宮藤さんの作品が大好きだったので。もちろん『あまちゃん』(NHK総合)も観ていました。そのチームが大河ドラマをやる、さらに題材はオリンピックと聞いて「こんなの絶対面白いに決まってる!」と思いましたね。出演したかった理由はこれに尽きます。

ーー念願の大河に出演してみて周りからの反響はいかがですか?

仲野:『いだてん』には他の作品とは違う、お祭りの様な感覚もあって。参加できる喜びは一味違うんです。夏帆や柄本時生くんは友人でもあるので、出演が決まった時は喜びを分かち合いました。

ーー過去に大河ドラマは何作が出演していますよね。

仲野:4回ほど出演させていただいていますが、大河ドラマの出演者の公式発表で自分の名前を発表されることがずっと憧れでした。2年半前に『いだてん』の制作発表があった時に、「これだ!」と思って。発表されるかどうかは、『いだてん』の撮影までに自分がどれだけ積み上げていけるか次第だと思っていました。無事、正式に発表してもらえて、本当に嬉しかったです。

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