オリヴィエ・アサイヤス×ジュリエット・ビノシュ『冬時間のパリ』12月公開 ポスタービジュアルも

 オリヴィエ・アサイヤス監督最新作『Non-Fiction(英題)』が、『冬時間のパリ』の邦題で12月20日よりBunkamuraル・シネマほかにて全国順次ロードショーされることが決定し、あわせてポスタービジュアルが公開された。

 

ジュリエット・ビノシュ、ギョーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュなどフランスを代表する俳優が出演する本作は、エリック・ロメールの『木と市長と文化会館』に着想を得たラブストーリー。魅力的な冬のパリを背景に、迷える男女の愛の行方とパリの出版業界を共鳴させつつ、洗練された会話とユーモアで活写していく。

 敏腕編集者のアランは、電子書籍ブームが押し寄せる中、なんとか時代に順応しようと努力していた。そんな中、作家で友人のレオナールから、不倫をテーマにした新作の相談を受ける。内心、彼の作風を古臭いと感じているアランだが、女優の妻・セレナの意見は正反対だった。そもそも最近、二人の仲は上手くいっていない。アランは年下のアシスタントと不倫中で、セレナの方もレオナールと秘密の関係を結んでいる。時の流れと共に、変わりゆくもの、変わらないものとは? もつれてこんがらがった二組の夫婦は、それぞれの幸せを模索していく。

 公開されたポスタービジュアルは、「人生は一冊の本に似ている」というキャッチコピーとともに、ビノシュを取り囲むように散りばめられたカネ、マケーニュらの姿が切り取られている。

■公開情報
『冬時間のパリ』
12月20日(金)Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー
監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス
撮影監督:ヨリック・ル・ソー
製作:シルビー・バルト、シャルル・ジリベール
出演:ジュリエット・ビノシュ、ギョーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュ、クリスタ・テレ、パスカル・グレゴリー
配給:トランスフォーマー
協力:東京国際映画祭
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
2018年/フランス/フランス語/107分/原題:Doubles Vies/英題:Non-Fiction/日本語字幕:岩辺いずみ
(c)CG CINEMA/ARTE FRANCE CINEMA/VORTEX SUTRA/PLAYTIME
公式サイト:http://www.transformer.co.jp/m/Fuyujikan_Paris/

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