清原果耶、『なつぞら』再登場で迫真の演技 17歳とは思えない母親役

清原果耶、『なつぞら』再登場で迫真の演技

 ついになつ(広瀬すず)が生き別れた妹・千遥(清原果耶)と再会を果たした。

 マコプロダクションを訪れた『なつぞら』(NHK総合)第25週初日で千遥はアニメ『大草原の少女ソラ』の大ファンだという千夏(粟野咲莉)の笑顔をみて、何かに気づいたなつ。なつに声をかけられ、振り向いた千遥は顔を強張らせたままだ。「千遥だよね。わたしが分かる?」と千遥に歩み寄るなつ。ゆっくりとうなづいた千遥に、なつは感極まって涙した。

 清原演じる千遥がはじめて登場したのは第79話。北海道にやってきた千遥は、なつの妹だと察した富士子(松嶋菜々子)によって迎え入れられた。なつと咲太郎(岡田将生)とは電話口で“再会”したが、千遥は彼らを待たずに姿を消した。結婚を控えていた千遥は、先方に戦争孤児であることを知られないようにする必要があった。再会してしまえば別れられなくなると感じ、「会わない」決断を下した千遥。

 清原はインタビューにて、なつに会いに行こうとした千遥の思いを「再会できた時の嬉しい感情を求めるためにだけ行ったわけではないんだろうなと思っていました」と答えていた。また現場では、再会のリアリティを出すために、なつと咲太郎演じる広瀬と岡田に会わないようスタッフが配慮していたという。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる