鐘子と丈、葉子と風太がはめた薬指の指輪 『偽装不倫』で提示する愛のしるし
偽装不倫を続けることを決意した鐘子(杏)であったが、一方の丈(宮沢氷魚)は鐘子への想いをはっきりと伝える。『偽装不倫』(日本テレビ系)第6話は、なかなか前に踏み出せない鐘子と丈を“銀河鉄道の指輪”が繋ぐ回となった。
丈が倒れたことで病院には付き添いの鐘子と、丈の姉の灯里(MEGUMI)が駆けつけた。だが丈は二人に本当の病状を伝えず、貧血だと嘘をつく。鐘子は丈の言葉の真意をつかめずに遊びの恋だと思い込み、ついに偽装不倫を続けることを決意してしまう。灯里は、鐘子が救急車を呼んで丈を助けたお礼にと、自身の店「Hola Hola」に鐘子を招く。食事の後、部屋に向かった丈は鐘子に花巻での旅の写真を見せながら思い出を語る。そして“銀河鉄道の指輪”を鐘子の左手の薬指にはめ、鐘子を抱きしめると「今だけは僕のものになって」と伝えるのであった。
一方で葉子(仲間由紀恵)は賢治(谷原章介)から温泉旅行を持ちかけられ、同日に行われる風太(瀬戸利樹)の試合には行けないと伝えたにも関わらず、結局、風太の元に駆けつけしまう。そのせいで賢治との旅行の約束の時間に間に合わず、嘘が賢治にばれてしまう。二人の関係には暗雲が立ち込めた。
鐘子と丈はゆっくりながらも関係を育み、ついに丈は鐘子に「大好きだ」と気持ちを伝える。真摯な思いが鐘子に通じたであろう今は鐘子が真相を打ち明ける心の準備ができるのを待つのみだ。