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『なつぞら』なつと夕見子の姉妹の強い絆 なつにとって“命を吹き込む”とは?

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 なつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)のボタンの掛け違いがついに解決した『なつぞら』(NHK総合)第53話。

 自分が大事に持っていた絵とそっくりの絵を見たなつは咲太郎の家へ行く。「今の俺じゃ誰の力にもなれない」と落ち込む咲太郎に対し、「お兄ちゃんはそこにいるだけで私の力だよ」と父の絵を渡すなつ。

 なつが「漫画映画を作りたい」という原体験を改めて再確認するようなワンシーンだった。「家族みんなに命を吹き込む」。この“命を吹き込む”というのはなつにとって重要なキーワードだ。農業高校演劇部の倉田先生(柄本佑)は、“魂”を非常に重要視していたし、彫刻家の阿川弥市郎(中原丈雄)の家では、彫刻に魂を込めるという考えに共振していた。

 幼いうちに両親をなくし、兄妹とも別れ1人北海道の地を踏んだなつにとって、空想の中で家族に命を吹き込むことは間違いなく心の支えだったのだろう。ちなみにアニメーションという言葉は、ラテン語で魂を意味するanimaに由来し、動かないものに命を与えて動かすことを意味しており、このキーワードはなつ自身の今後を位置付けてもいるのだ。

 そして北海道柴田家は、なつの手紙を受け取る。それは不採用の報告ながら、なつの心の炎は消えていないという意思を強く感じさせるものだった。

「なんだ帰ってこんのか」「帰ってきて欲しいわけじゃねえ」

 先週のクリームソーダに引き続き、またも視聴者にほっこりシーンを届ける泰樹(草刈正雄)。なつが東京に行ってしまってからというもの、少なくなってしまった泰樹の出演シーンだが、視聴者へのサービスシーンが更に意識されているように感じるのは私だけだろうか。

      

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