『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』インタビュー
上白石萌音×杉野遥亮×横浜流星が語る、『L・DK』2度目の実写化での大きな挑戦
杉野「一瞬我に返っちゃうのは壁ドン」
ーー胸キュンシーンが満載の映画ということで、演じていて一番照れ臭かったシーンを。
杉野:うーん……一瞬我に返っちゃうのは壁ドンですかね。
上白石:難しかったね。
杉野:照れ臭いっていうか(笑)。結構考えちゃいました、意味を。
上白石&横浜:(笑)
杉野:これって、どういう思惑でやってるんだろうって。
上白石:冷静になっちゃったんだ(笑)。
杉野:照れ臭いじゃないけど、冷静になっちゃったりする瞬間がやっぱりありました。頑張って2人で呼吸合わせて組み立てて、段取りの時間以外のところでも練習して。意識がそっちに向いちゃっていたからかもしれないですけど、我に返ってしまうと照れ臭かったです。
ーー何回ぐらいやったんですか?
上白石:結構やったよね。
杉野:うん、「ドスドスドス」って。
横浜:「ドス」って(笑)。「ドン」じゃない(笑)。
杉野:「ドン」だね(笑)。「壁ドス」になっちゃうね(笑)
上白石&横浜:(笑)
上白石:私は2人に見られるだけで恥ずかしかったです。こんな、こんな人間でごめんなさい、みたいなのが常にあって。撮影中はずっと変な思春期のような感覚があったのですが、葵もそうじゃないかなって思うんです。
杉野&横浜:うんうんうんうん。
上白石:好きな人とか好きな人の従兄弟と接する時ってやっぱり恥ずかしいし、私は常に人と話す時点で恥ずかしいし、それはもう払拭する必要はないかなと思って、撮影中はずっと照れていました。全部恥ずかしかったです(笑)。
横浜:僕はもう、ひと通り経験してきたんで。……まぁ、っていうのは嘘で。
杉野:わかりづらいわ(笑)。
上白石:「嘘だよ」って言ってから嘘をついて(笑)。
杉野:確かにとか思っちゃったから。
横浜:いやいや嘘です(笑)。でも玲苑という役なんて恥ずかしがったらできないので、そこはもう自信を持ってやったから撮影中はなかったかも。でき上がったのをみて、うわってなる感じでした。何をやってるんだろうって(笑)。
上白石「刺激だらけでした」
ーー同世代の役者としてお互いに影響を受けたことはありますか?上白石:私はもう刺激だらけでした。お二人ともすごく台本をじっくり読み込んでくるんです。お二人や監督を交えて台本を見ながら話し合うのは、すごく新鮮な体験でした。今までは、書かれたことを忠実にと思ってやってきたんですけど、確かに読み込んでちゃんと頭の中に入れて、違和感があったら自分の中で消化するか監督に相談するというのはすごく大事なことなんだなと、2人に教えてもらいました。新たな役との向き合い方が知れて、すごく刺激的でした。
杉野:流星は2回目の共演で、仕事ではない面で会うことが多く、普段を知っているのでそのギャップも感じたし、僕も頑張らなくちゃいけないなって触発された部分はたくさんありました。萌音ちゃんは普段から音楽もやっているので、また違ったセリフの乗せ方をすることもあって、あ、いいなって思う瞬間がたくさんありました。
上白石:ありがとうござます。
杉野:どっちにも出会えて良かったなってすごく思います。
横浜:僕は、安心感が一番大きかったかな。玲苑はかき乱す役なので、みんなを引っ張っていかなきゃいけないんですけど、物語の中で玲苑が見せる可愛らしさは、2人に引き出してもらったなと思っていて。本当にありがとうございます。
上白石:とんでもない。
ーー3人が届ける新生『L・DK』の見どころを。
横浜:やっぱり、胸キュンシーンですね。
上白石:どうやったらみんながキュンキュンするかなと、一挙一動考えてやったので、それにぜひ酔いしれて欲しいです。高校生の悩みや不安がリアルに描かれていると思うので、いっぱい共感しながら見ていただけたら嬉しいです。
杉野:カップルでも友達とでも一緒に住むことって、僕も高校時代に憧れていて、そういう人も多いんじゃないかなと。それを劇場で体感していただくのは楽しい経験になると思います。
横浜:本当に楽しんでほしいです。川村泰祐監督が作った映画なので、川村泰祐ファンには絶対みて欲しいです!(笑)。
※『L・DK』の「・」はハートマークが正式表記。
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記。
(取材・文=大和田茉椰/写真=木村巧)
■公開情報
『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』
3月21日(木・祝)全国ロードショー
原作 :渡辺あゆ『L・DK』(講談社『別冊フレンド』刊)
監督:川村泰祐
脚本:江頭美智留
出演:上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星ほか
(c)「2019 L・DK」製作委員会
公式サイト:http://www.l-dk.jp/
公式Twitter:@loveldk
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