中村倫也と田中圭が翻弄 『美人が婚活してみたら』で見せた、“山下くん”“はるたん”とは異なる顔

『美人が婚活~』中村倫也と田中圭が翻弄

 中村倫也と田中圭。今、旬の2人の間で揺れ動く、アラサー女子の婚活ライフを描いた『美人が婚活してみたら』。“ほんわかキャラ”から“色気ダダ漏れキャラ”まで、幅広い男性に扮してきた中村と田中が演じるのは、まるでタイプの違う大人男子だ。

 主人公は、黒川芽以演じるタカコ。容姿端麗のWEBデザイナーだが、不毛な不倫を続けてきたことから、突如訪れたのは孤独感だった。そこで思いついたのが、“結婚“を目指す新たな道。ここから「美人、美人」と、もてはやされてきた30代女性のリアルな婚活生活がスタートする。思うように婚活が進まぬ中、タカコの前に現れたのは2人の男性。中村倫也演じる恋愛に疎い商社マンの園木と、田中圭演じるバツイチ・イケメン歯科医の矢田部である。

 何はともあれ、語っておきたい中村のカメレオン俳優ぶり。自ら、「カメレオン」より擬態能力が高い「ミミックオクトパス」や「ヒョウモンダコ」俳優と呼ばれることを志願する、彼の表現の振り幅は伊達じゃなかった。先日、最終回を迎えた『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)では大人の魅力たっぷりの“山下くん”で世の女性をザワつかせた中村だが、今作で演じているのは真逆の奥手男子。

 チェックのアウターに身を包んだ園木は、登場シーンから落ち着きがなく、らしさ全開。結婚相手の「一候補として、タカコさんにお会いできるだけで嬉しいです」と、下から目線で一途に思いを伝える姿は愛らしく、“オラオラ系男子”とは180度違うオーラを放つ。クイッと上がる口角も、今度はセクシーではなくキュートに見えるから不思議だ。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる