竹内結子が残した意味深な言葉 『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』水川あさみとの対立が深まる
氷見(竹内結子)と与田(水川あさみ)が対立した『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)の第8話。氷見が依頼人に対し、ワンマンな解決方法で自身にとって有利にことを進めているのではと与田は指摘する。そして氷見の元には東堂(泉里香)からメールが届く。そこには、吾妻(山本耕史)と氷見の関係について書かれた週刊誌の記事が添付されていた。
今まで秘密裏に動くことの多かった氷見だが、ついに行動の真相が暴かれ始める。与田はそんな氷見に不信感を抱き、否定的な意見を述べる。すると、氷見は「お疲れ様」という意味深な言葉を残してその場を後にするのであった。
もともと正義感が強い性格なのは与田の方だ。数々のセクハラや女性蔑視に腹を立て、他人のことも自分のことのように怒るエネルギーがある。第8話での帝都医科大学の学長理事・楽山大作(長谷川初範)の女性蔑視発言にもかなりご立腹の様子を見せた。与田はいつも正しいことを追求し、自らの意思で自らの感情を決定している。筋が通らないことに対してムキになる姿は、しっかり者なのに、氷見よりどこか子どもっぽく見える無垢な印象も受ける。
一方、氷見はクールで計算高い。感情よりも損得勘定で行動に起こす。しかし男性に対してどこか従順さを見せるような古風な一面も持ち合わせているのだ。明かされていない吾妻との関係だが、過去には秘書を務め熱愛の噂もあった。そんな男に未だに肩入れしている氷見は、与田とは反対に自分のポリシーより相手の出方に合わせて意思決定するきらいがある。吾妻にいつまでも手を貸している様子は、そんなしなやかさとか弱さを感じさせる要因だ。