常盤貴子、『グッドワイフ』で日曜劇場19年ぶりの主演 セリフの多さに「今年はこれで納めても」
ドラマは弁護士チームと検察チームのストーリーが進行していき、雰囲気も明暗が分かれているのが特長だ。東京地方検察庁特別捜査部員で、壮一郎の取り調べを担当することになる佐々木達也を演じる滝藤賢一は、和気藹々とした弁護士チームの雰囲気を羨ましがりながら、「我々検察チームはギスギスしておりまして。先ほど唐沢さんが検察チームにもコメディ要素を入れてやっていかないかという話があったので、本当に小さく入れていこうかなと思って、そういうところも楽しんでください」とコメント。
吉田鋼太郎は、開口一番に「小泉孝太郎です」と北村のコメントに天丼で返し、小泉からツッコミを受けながらも、「朝飛光太郎を演じます吉田鋼太郎です」とさらにボケを重ねる。吉田も検察チームの雰囲気について「口数も少ないんですけども、取り調べでカットがかかるので、間があるんですね。その沈黙に耐えきれない唐沢が、ガチョーンって言うわけです。あれやめてもらっていいですか?」と冗談交じりで頼み込む場面も。壮一郎を演じる唐沢は「お待たせしました! 真田広之です」と親交が深く公認の挨拶だという真田の名前を出し、「本当にギスギスしてます。いかに女性が一人いると助かるか」と検察チームの雰囲気に言及。吉田や滝藤のモノマネを交え会場の爆笑をさらう中、「一刻も早く常盤ちゃんの元に帰りたいっていう気持ちでいっぱいなんです」とストーリーをなぞらえながら、女性陣との共演を懇願していた。
19年ぶりの日曜劇場への復帰について常盤は「正直そんなに経ったのかなという感じなんですけども、平常心でやらせていただけています。10話で終わりなんですけど、台本も8話まで上がっていて、すごく順調で気負うことなく、気持ち穏やかにやらせていただいています」と撮影快調をアピール。一方の検察チームから吉田が「唐沢さんとは付き合いが長いので、緊張が強いられる現場では2人で会話をして、なるべく集中力を高める工夫をしています。車の話が多いね」と楽屋での雰囲気を明かすと、それに唐沢が「車、あとは女……いろんなことですよ、大まかに言うとね。今、2つしか出ませんでしたけど」と会場を和ます。それに滝藤も「僕は2人が話しているのを聞いてケラケラ笑っているだけです」とコメントした。
2019年のスタートを飾るドラマということで、今年の抱負を聞かれたキャスト陣。常盤は「人生の中で、こんなにセリフを喋ったことがないくらいなので、今年はこれで納めてもいいんじゃないかと思っているんですよね」と話し、唐沢は「僕ら仕事をするには作品、スタッフ、監督、キャスト、全てに恵まれないとうまくいかないので、そういう意味ではラッキーな出だしだなと感謝しております。一歩一歩トム・クルーズに近づけるように……」と最後まで会場の笑いを誘っていた。最後にコメントを求められた常盤は「素晴らしいキャストと一流のスタッフと作っている『グッドワイフ』は、明日が楽しみになる内容で、爽快でご家族みんなで楽しんでいただけるドラマだと思います」と会見を締めた。
(取材・文・写真=渡辺彰浩)
■放送情報
日曜劇場『グッドワイフ』
TBS系にて、2019年1月13日(日)スタート 毎週日曜21:00〜21:54
出演:常盤貴子、小泉孝太郎、水原希子、北村匠海、滝藤賢一、賀来千香子、吉田鋼太郎、唐沢寿明
脚本:篠崎絵里子
チーフプロデュース:瀬戸口克陽
プロデュース:東仲恵吾
演出:塚原あゆ子ほか
原作:based on “The Good Wife” produced in the United States by CBS Television Studios in association with Scott Free Productions and King Size Productions, and distributed by CBS Television Distribution”
制作:TBS
(c)TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/the_good_wife2019/