Sexy Zone 中島健人、“脱・王子”で次のステージへ? 映画『ニセコイ』で新境地見せる
12月21日よりSexy Zone・中島健人主演の映画『ニセコイ』が公開される。『ニセコイ』は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で約5年間連載されていた長編ラブコメ漫画が原作だ。中島演じる主人公の一条楽は、極道一家・集英組の一人息子。一触即発状態となっているギャング組織・ビーハイブには、一人娘の桐崎千棘(中条あやみ)がいる。
高校で同じクラスになった2人は性格が真反対で、相性は最悪。だが、組織の抗争を避けるために、偽物の恋人=ニセコイを強制的に演じさせられることになってしまう。そこに、クラスメイトで楽の片思いの相手・小野寺小咲(池間夏海)や楽の婚約者を名乗る橘万里花(島崎遥香)など様々なメンバーが登場し、それぞれの人間関係も絡み合ってくるハイテンション青春ストーリーである。
楽を演じる中島は、同作品が6つ目の主演作品となる。Sexy Zoneの演技班としてはもちろん、ジャニーズの中でも俳優としてのキャリアを着実に重ねているところだ。中島が初めて主演を務め、注目を集めたのはテレビドラマ『BAD BOYS J』(日本テレビ系)。演じたのは、富豪の家に生まれたお坊ちゃんの桐木司。ごく普通の青年だが喧嘩の時には凶暴性を現し、暴走族・極楽蝶の八代目リーダーに登りつめるという役どころだ。ただ喧嘩っ早い不良ではなく、仲間を守ったり、恋人を助けたりと、誰かのために喧嘩するという男である。
その後も、夜の世界の荒波に揉まれながら成長していく『黒服物語』(テレビ朝日系)の小川彰、柄が悪いが優しい面も持ち合わせている『黒崎くんの言いなりになんてならない』(日本テレビ系)の黒崎晴人、苦しむヒロインを支えて応援し続ける『心が叫びたがってるんだ。』の坂上拓実、学園の王子様であるが心に闇を抱える『未成年だけどコドモじゃない』の鶴木尚……。実に様々な役を演じてきた。