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“戸田恵梨香不在”の寂しさがドラマと現場でリンクするーー『大恋愛』最終回の収録裏を見た

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 今夜、最終回を迎える『大恋愛〜僕を忘れる君と』(TBS系)。若年性アルツハイマーという大きな障壁を前に、戸田恵梨香とムロツヨシが丁寧に愛を紡いできたこのドラマも、ついに見納めとなる。今回リアルサウンド映画部では、最終話となる第10話の収録現場を取材。現場の雰囲気と共に、最終回の見どころを振り返りたい。

寂しさが募る、尚がいない日常

『大恋愛~僕を忘れる君と』第10話より (c)TBS

 9話では、病が進行した尚(戸田恵梨香)が、真司(ムロツヨシ)に置き手紙を残して、姿を消してしまうところまでが描かれた。震える筆跡、うつろな眼差し、そんな状態で尚はどこに行ってしまったのか……。取材に入った日の収録予定に、尚の出演シーンはない。以前、収録現場を取材した際には、カメラが回っていないところでも尚と真司の笑い声が聞こえただけに、尚がいないという寂しさがドラマと現実がリンクして伝わってくる。

 真司、侑市(松岡昌宏)、薫(草刈民代)の切ない表情に、この物語における尚が、そしてこの現場において戸田が、太陽のような存在であったことを実感する。そんな中、無邪気な仕草で現場を和ませていたのが、尚の息子・恵一(加藤斗真)だ。松岡が後ろからハグするような形で手取り足取り段取りを教えると「わかった!」とニッコリ。その笑顔につられて草刈も微笑む。

 真司と恵一のふたりだけのシーンでは、恵一役の加藤が年相応の子どもらしくついおもちゃに夢中になってしまうハプニングも。笑わせようと話しかけていた真司ことムロツヨシは「俺、スベっとるやーん」とトホホ顔。これにはスタッフも大笑いだったが、“ここに尚(戸田)がいてくれたら“と、誰もが思う瞬間でもあった。そこに、いてほしい人がいない。その喪失感は、これまでが幸せだったからこそ大きくなる。それでも日常は続くのだ。

      

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