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『死の秘宝』以来7年ぶり 『ファンタビ』D・イェーツ監督が明かす“ホグワーツ再登場への葛藤”

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 広大な黒い湖に囲まれ、岩山に屹然とそびえ立つその懐かしき姿に思わず涙が落ちた。11月23日に公開される映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で、ホグワーツ魔法魔術学校がスクリーンに帰ってくる。

 わたしたちが最後にホグワーツを観たのは、2011年の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』。それから3年後の2014年には、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」がオープンし、2016年には『死の秘宝』の19年後を描いた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が日本語で書籍化されていたものの、大きな画面で呼吸するホグワーツの姿はしばらく見納めとなっていた。

 『黒い魔法使いの誕生』では、実に約7年ぶりとなるホグワーツの登場。しかし、デヴィッド・イェーツ監督にとっては「気後れする感じ」があったという。イェーツはこれまで、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』までの4作品を手掛けたのちに、心機一転して『ファンタスティック・ビースト』シリーズを監督したのだから無理もない。

 「『ファンタスティック・ビースト』で全く別な世界を打ち立てたわけですからね。(1作目が)キャラクターも一新して魔法の世界を、そしてニューヨークを舞台に展開させていくものだったので、ダンブルドアを登場させるのはどうかなと思ったんです」

 そんなイェーツの“気後れ”を解消したのは、ウィザーディング・ワールドの創造主であり、本作の脚本を務めたJ・K・ローリングだった。「ローリングが『いやいや、今度は若き日のダンブルドアでまだ校長先生になっていないし、熱血の先生なのよ!』と情熱的に話してくれて、そのあとジュード・ロウのキャスティングが決まり、いよいよ私たちもエキサイトするようになりました」とイェーツは明かす。

 なぜそこまでローリングは、本作に若き日のダンブルドアを登場させることにこだわったのだろうか? 今回のホグワーツの再登場は、ローリングとプロデューサーのスティーブ・クローブスと話し合っての結果だったという。

 「ローリングには、若き日のダンブルドアをもう少し掘り下げてみたいという意向がありました。彼がどういう男だったのか、おそらくはものすごく反骨精神がある男だったのではないか、そのあたりを掘り下げてみようというところから始まった話なのです」。つまり、今回のホグワーツの再登場は、古くからのファンを喜ばせるためだけでなく、『ファンタスティック・ビースト』の物語を語る上で必要不可欠だったということになる。

 「ダンブルドアを掘り下げていく上で、彼は当然ホグワーツで教師をしているので、ホグワーツを登場させるのは必然だったんです。なので、彼がどういう風に仕事をしていたのか、どういう風に教えていたのかということを掘り下げたくて描きました。というのは、これからダンブルドアがかなり重要な役割を果たすことになるわけですから、やはり全方位的にキャラクターとしてしっかり描きこみたかったんです」

      

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