『黄昏流星群』石川恋が駆け落ちする衝撃のラスト 藤井流星とは対照的な人物像に
美咲(石川恋)が大学教授の戸浪恭介(高田純次)と駆け落ちする衝撃のラストとなった『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』(フジテレビ系)第7話。完治(佐々木蔵之介)が立ち上げた事業は成功し、居場所のなかった会社で仲間を作ることができた。そんな中、影で支えていた栞(黒木瞳)は、突然行方をくらます。完治が栞とお弁当を食べているところを偶然見てしまった真璃子(中山美穂)はショックで気を落としていたが、春輝(藤井流星)との遊園地デートで気持ちを立て直すのであった。
栞にも体調の異変や心情の変化がある一方、完治もまた仕事の環境が一変し、美咲の結納があるなどバタバタとした日々が続く。2人が唯一心を通わせたのは、月を見てお弁当を食べた夜であった。しかしその夜は瀧沢家に暗い影を落とす。その2人の様子を見た真璃子は、辛さのあまり一度拒絶したはずの春輝からの電話に出てしまう。春輝はそんな弱々しい状態の真璃子を誘い出す。
完治が栞との恋愛で学生に戻ったような甘い時間を過ごしたように、真璃子もまた春輝と共に童心に帰って素直な気持ちでデートを楽しむ。しかし真璃子は家族を捨てきれない想いがあった。完治や美咲のことを考え、未だに春輝との関係を進展させることはない。瀧沢家を守っているのは最早、真璃子だけ。真璃子が1人で家族全ての行動の尻拭いをし、気持ちの受け皿になり、犠牲を払って生きていたのだ。しかし努力虚しく、完治は栞に夢中で家族のことを省みない。挙句に、いつまでも別れない完治の姿を見て、美咲は、駆け落ちしてロンドンへと行ってしまった。