新垣結衣、人生初バレンタインは幼稚園 「今思えばラブじゃなかったな」
10月10日より放送開始となる水曜ドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)のトークイベント&第1話完成披露試写会が、10月7日に東京・日テレホールにて開催された。トークイベントに登壇したのは、ダブル主演の新垣結衣と松田龍平のほか、田中圭、黒木華の4名だ。
新垣が主演を務めた『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)でも知られる脚本家・野木亜紀子が再び新垣とタッグを果たす本作は、感情におぼれることもできない、理性的なイマドキの男と女たちのラブストーリー。新垣は、常に笑顔で仕事は完璧の一方、全方位で気を遣い、身も心もすり減らす女性・深海晶、松田は一見感じが悪そうなのに実は毒舌、女性にモテる敏腕会計士・根元恒星、田中は晶の彼氏で、優しい保身系男・花井京谷、黒木は晶のストレスの原因となる謎の女・長門朱里をそれぞれ演じている。
まずは、現代に生きる女性をリアルに反映している役でもある晶を演じる新垣が「演じるにあたって意識していること」という質問に、「すり減らしてる感を出すこと(笑)。あとは、登場するのは個性豊かな人物たちなので、それぞれに見せている晶の表情や雰囲気の変化が出ればいいなと思っています」と答えた。続けて新垣は、「私だけじゃなくて、皆さんも相手によって気を遣ったりだとか。そこまで親しくない相手だったり、仕事の相手には気を遣いますし、気心知れた仲間だと好きなことを言えたりするし。そういう気遣いは分かるなと思います」と仕事、プライベートに奮闘する晶に共感する部分を挙げた。
MCの田中毅アナから松田との11年ぶりの共演であることについて「いかがですか?」と振られた新垣は、それをそのまま「いかがですか?」と松田へと投げかける。「大丈夫ですか? 私がむしろ聞きたいですよ。今日もこの前に撮影してたんですけど、『ふふふ』って笑われて、なんで笑ってるのか教えてくれなくて(笑)」と撮影裏のエピソードを明かすと、松田は「そんなことありましたか? 新垣さんが素敵で、つい顔がにやけてしまうっていう。それだけです」と笑みを浮かべながらごまかしてみせる。それに新垣がすかさず「嘘が下手ですか?(笑)」とツッコミをいれると、松田は本心であることを伝え、新垣が安堵するという一幕もあった。