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石原さとみが最も美しい回に 予想外のハッピーエンドとなった『高嶺の花』最終回を考える

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 野島伸司脚本なのだから、何か悪いことが起こるに違いない。9月12日放送の『高嶺の花』(日本テレビ系)の最終回を、不安を抱えながら見ていた人も多いことだろう。しかし、2018年の野島は違った。まさかのハッピーエンドで幕を閉じることとなったのだ。

 思い返してみれば第10話には、誰かが死にうる描写がたくさん散りばめられていた。龍一(千葉雄大)は、車を猛スピードで走らせながら狂ったように笑いだし、もも(石原さとみ)に最後の別れを告げられた直人(峯田和伸)は崖の上にある花を摘もうと試みる。また、なな(芳根京子)が龍一に抱きついた際は、新たな仕事に希望を見出す龍一を、これまでの恨みを込め包丁で一差ししてしまうのではと、少し緊張を覚えたものだ。そんな予想を裏切り、野島が最後に選んだのは、人と人のつながりと愛の肯定だった。

 全体を通して『高嶺の花』は、正直のところ100点満点だったとは言えない作品だったと考える。人の容姿をネタにするセリフがところどころで見受けられたことには、最後まで胸にひっかかりを覚えたし、登場人物の「男は○○」「女は△△」という発言は、ジェンダーフリーな考え方が広まりつつある現代において、古くさいアプローチに感じ取れた。

      

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