真木よう子をめぐり、大泉洋とハン・ドンギュが“やかん酒”バトル 『焼肉ドラゴン』本編映像

『焼肉ドラゴン』本編映像

 現在公開中の映画『焼肉ドラゴン』より、本編映像が公開された。

 本作は、2008年に日本の新国立劇場と韓国の芸術の殿堂のコラボレーションで製作され、日本の演劇賞を総なめにした同名の舞台を映画化したヒューマンドラマ。万国博覧会が催された1970年の高度経済成長に浮かれる時代の片隅で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順とその娘たちと、そのお店で賑わう常連客たちの絆を描く。

 キャストには、真木よう子、井上真央、大泉洋、桜庭ななみ、大谷亮平らが名を連ね、『血と骨』などの脚本を手がけた鄭義信が映画初監督を務める。

『焼肉ドラゴン』本編映像

 このたび公開された本編映像は、静花(真木よう子)に想いを寄せる大泉演じる哲男とハン・ドンギュ演じる尹大樹が静花を巡って、男をかけた“やかん酒勝負”に挑む様子。コップに並々と注いだ酒を一気飲みさせる哲男に、余裕とばかり「おいしそい!」とコップを強く差し返す大樹。三杯目を飲み干してから、「次は哲男の男気を見せろ」とばかりに、「御返杯!」とコップを差し出す。コップを受けた哲男も、「おいしそう!」と大樹の間違った日本語を正すかのようにわざとはっきりと発音してみせ、すかさず負け時と一気飲み。そんな2人の様子を静花は呆れ顔で見守る様子が映し出される。

 このシーンに関して、鄭監督は「テストで初めたのだけど、観ていたら面白くてそのまま撮り続けてしまった」と2人の勝負に魅せられてしまい撮り続けたその心を語っている。そんな撮影を大泉は「飲んでも、飲んでもカットがかからない。シーンが進むと真木さんが焦って次のやかんをさり気なく探し出しているんですよ(笑)」と語り、真木も「やかんを飲み干しそうだったので、次のやかんを、思わず探してしまいました」と撮影を振り返っている。

■公開情報
『焼肉ドラゴン』
全国公開中
原作・脚本・監督:鄭義信
出演:真木よう子、井上真央、大泉洋、桜庭ななみ、大谷亮平、ハン・ドンギュ、イム・ヒチョル、大江晋平、宇野祥平、根岸季衣、イ・ジョンウン、キム・サンホ
配給:KADOKAWA、ファントム・フィルム
製作:「焼肉ドラゴン」製作委員会 
(c)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会
公式サイト:http://yakinikudragon.com

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