『愛してたって、秘密はある。』黒幕は一体誰なのか? 浮かび上がる3人の怪しい人物

『愛してたって、秘密はある。』怪しい3人の人物

 黎の母・奥森晶子

 そして最も怪しいのが黎の母・奥森晶子だ。彼女は罪の意識を感じすぎて、隠すことに終始している。第2話で黎が自首を考えた際、「爽ちゃんはどうするの……?」と必死で食い止め、「嘘を真実にする方法が1つだけあるわ。最後まで突き通すの。そうすれば幸せになれる」と怖いくらいの眼差しで語っていた。また、第8話で失踪した風見忠行(鈴木浩介)と密会し、風見に父親殺しの罪まで被せようとしていた。他にも弘晃との関係や、燃やした11年前の日記など、晶子に関して謎に包まれていることは多くある。

(C)日本テレビ

 彼らだけでなく、高校時代に拉致事件にあっていた爽と犯人だった風見や、その事件を追って家を出た爽の兄・暁人(賀来賢人)、共通の恋敵をもち結託した西浦果凛(吉川愛)と安達虎太郎(白洲迅)などそれぞれの秘密を抱えた登場人物を群像劇的に描いてきた本作。晶子が警察へ行き、物語が大きく動くことは間違い無いだろう。一体誰が黒幕なのか。そして黎は幸せをつかむことができるのだろうか。

(文=馬場翔大)

■放送情報
『愛してたって、秘密はある。』
日本テレビ系にて 毎週日曜22:30~
出演: 福士蒼汰、川口春奈、鈴木浩介、賀来賢人、白洲迅、柄本時生、吉川愛、山本未来、堀部圭亮、岡江久美子、遠藤憲一、鈴木保奈美ほか
企画:秋元康(兼・原案)
演出:河合勇人、佐久間紀佳
脚本:桑村さや香
プロデューサー:福士睦、鈴間広枝、柳内久仁子
(C)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/aishitetatte/

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